数学コラムの目次
京の算数学問題#1245

アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
塾で中学生を見ていると、ときどきこんなタイプの子がいます。
- 「提出物だけは期限を守る」
- 「ワークは全部埋まっている」
- 「でもテストの点が伸びない」
- 「提出物=勉強 だと思っている」
保護者の方からは
「ちゃんと提出物はやってるのに、どうして点が上がらないんでしょう?」
という相談をよくいただきます。
でも、僕の答えはいつも同じです。
提出物をやること=勉強ができている、ではないからです。
これは、子どもが悪いわけではなく、
“勉強の正しいやり方”をまだ知らないだけなんです。
今日は、提出物だけやって満足してしまう子が
どうすれば「点につながる勉強」に変えられるのか、
やさしくまとめます。
① 提出物は「勉強の一部」でしかない
提出物をやることは大事です。
でも実は提出物って、
- 先生に出すため
- 指示だからやる
- ページを埋めればOK
こういう“作業”になりやすいんです。
提出物は
「やるべき最低限」 であって、
「点を取るための学習」ではない。
ここを子どもが勘違いしていると、
“提出物は完璧 → でも点数は伸びない”
という状態になります。
② 「1回解いて終わり」の学習は身につかない
提出物だけをやる子に共通していることがあります。
1回やったら終わり、になっている。
- 間違えた問題をスルー
- 赤ペンで直して満足
- 解き直しをしない
- 復習のタイミングがない
これだと“解いて終わり”になってしまい、知識も技術も身体に入っていきません。
③ 点を伸ばす子は「提出物の使い方」がうまい
成績が伸びる子は、
ワークの使い方が根本的に違います。
間違った問題だけを“別ノート”で解き直す
提出物は「チェックシート」でしかない。
できなかった問題を“翌日もう一回”
復習のゴールデンタイムは“翌日”。
提出物が終わっても、テスト勉強はそこからが本番
ワークを終わらせることが目的ではなく、
できるようになることが目的。
つまり、
「提出物の管理」ではなく「理解の管理」をしていることがわかります。
④ 「提出物だけやる中学生」がつまずく理由
ここは、保護者の方に知ってほしい部分です。
提出物だけやる子は決して怠けているわけじゃなくて、
- 自分で勉強方法を組み立てられない
- “やるべきこと”を提出物=全部と考える
- テスト勉強の優先順位が分からない
- 理解不足を見つける力が弱い
つまり、
“勉強のやり方”が身についていない状態なんです。
このままでは、がんばっても空回りしてしまう。
⑤ 提出物だけの状態から抜け出す3ステップ
ステップ1:提出物は「チェックツール」と伝える
「提出物=全部の勉強」ではないよ、
これは“理解の漏れを見つけるための道具”だよ、と説明します。
この一言だけで、子どもは提出物の意味を変えて見ます。
ステップ2:間違いだけを1ページにまとめる
全部をやり直す必要はありません。
それしんどいだけ。
- 間違いだけ
- 分からなかった問題だけ
これを1つのノートにまとめて、
“テスト前にそこだけ見返す”。
これが最短で力になります。
ステップ3:テスト1週間前に「提出物以外」を入れる
たとえば
- 教科書の太文字を音読
- 前の単元の復習を1ページ
- 用語カードを作る
提出物だけでは、絶対にテストに太刀打ちできません。
「提出物+アルファ」で点が伸び始めます。
子どもは悪くない。やり方を知らないだけ
提出物だけしかやらない子は、
さぼっているわけではありません。
「何をすれば点につながるか」
を知らないだけなんです。
最初は誰だってわかりません。
大人がそっと“正しい順番”を教えてあげるだけで、
子どもは本当に変わります。
京都市中京区・アイデア数理塾では
提出物だけしかやらない子に対しては、
授業でこんなサポートをしています。
- ワークの使い方そのものを指導
- 間違いの復習リストを一緒に作る
- テスト1週間前から“提出物より点になる勉強”を優先
- 子どもに合った勉強のやり方を作る
「提出物だけやってるのに点が上がらない」
という状態から、最短で抜け出せるように丁寧に導いていきます。
とはいえ、課題を提出すること自体が精一杯である生徒さんもいらっしゃいます。
その点は学校の担任の先生と相談の上宿題の量を調整したりなど別途対策を講じる必要があります。
アイデア数理塾ではその点もサポートしておりますので、お困りの際はご相談ください。
京の算数学 解答#1245




