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京の算数学問題#1110

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算数学コラム
みなさんこんにちは!
京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
普段、私はトップアスリートへのメンタルトレーニング指導も行っています。
彼らの姿勢から学んだことは、受験勉強にもそのまま活かせるものばかりです。
「どうすれば結果が出るのか?」
「どこまでやりきれるか?」
受験生にこそ伝えたい、本気で目標をつかむためのヒントを4つの視点からご紹介します。
1. ゴールの5分後から逆算せよ!「マイルストーン勉強法」
アスリートは常に、目標から逆算したトレーニング計画を立てます。
ただし!ゴールを達成した5分後をイメージすることでうまくいくイメージからの逆算ができます。
これは、受験勉強にもそのまま当てはまります。
✔ 受験に必要なのは「現実的なゴール設定」
- 例)○○高校に合格するには→内申点××、模試偏差値××が必要
- そのために→いつまでに何をすべきかを割り出す
✔ 小さな達成感が「続ける力」になる
- 定期テスト・模試・小テストを「中間目標」として設定
- 1日1つの「今日のやること」が明確な人は、勉強が続きます
2. 自分の“今の実力”を直視する力
プロ野球・大谷翔平選手の「マンダラチャート」に象徴されるように、
トップ選手は自分の今の位置を冷静に把握しています。
✔ できない問題=伸びしろ
- 苦手な単元・ケアレスミス・演習不足…
- 弱点を知れば、改善策が見えてくる
✔ 「行動の棚卸し」で差がつく
1日は誰にとっても24時間。
「時間がない」のではなく、「時間の使い方を決めていない」だけかもしれません。
3. 本気の人ほど、“計画”ではなく“実行”を重視する
トップアスリートは、戦略だけでなく1日の行動管理を徹底しています。
これもまた、受験で成果を出すための鍵となります。
ただし、スケジューリングはトレーニングが必要です!
うまくいかなかった場合は繰り返しできるようなスケジュールを立てる練習をしていきましょう。
✔ スケジュールは“決める”より“実行する”
- 時間割を作って満足するのではなく、実際に動くことが最重要
- 「1日何時間勉強するか」より、「何を終わらせたか」が大切
4. 素直さと“地道さ”が最後の壁を越える
アスリートの成長には、必ず“失敗”や“停滞”の時期があります。
それでも彼らが前進し続けられるのは、素直に努力を重ねる習慣があるからです。
✔ すぐに結果が出なくても、信じて続ける
- 成績が上がらない時こそ「継続できるか」で差がつきます
- 間違い直し、復習、コツコツの反復…その全てが力になります
受験勉強は「自分との勝負」だからこそ成長できる
トップアスリートが日々自分の限界に挑むように、
受験もまた、自分をどこまで高められるかの勝負です。
今できることに全力で取り組み、昨日の自分を超えていく。
その積み重ねの先に、必ずゴールが見えてきます。
保護者の皆さまへ
「本気の受験勉強」は、子ども自身の気づきと自走力が必要です。
ただし、最初の伴走者は、親や先生の存在かもしれません。
アイデア数理塾では、
受験生とご家庭の両方をサポートする個別相談も受け付けています。
「このままでいいのか不安」「今からでも間に合うか知りたい」など、お気軽にご相談ください。
以上、京都市中京区のアイデア数理塾・油谷拓哉がお届けしました!
「学び方は変えられる」
努力の質を高めて、受験を“飛躍のチャンス”にしていきましょう!
京の算数学 解答#1110
