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京の算数学問題#983

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算数学コラム
こんにちは!
京都市中京区で学習塾を運営している 油谷拓哉(ゆたに たくや) です。
小学6年生では、分数の 四則混合計算 を学びます。
これは、分数の たし算・ひき算・かけ算・わり算 が 1つの式に混ざっている計算 です。
「何から計算すればいいの?」
「通分しないといけないの?」
「先に約分したほうがいい?」
こういった疑問を解決するために、今日は 分数の四則混合計算 のルールをわかりやすく解説します!
① 計算の順序を知ろう!
四則混合計算では 正しい順番 で計算することが大切です。
計算の順序は 「かけ算・わり算を先に計算する」 というルールがあります。
また、分数になると割り算をかけ算に直すことが大切です。
計算の順序(ルール)
- わり算をかけ算に直す
- カッコがある場合は、カッコの中を先に計算する
- かけ算・わり算 を先に計算する
- その後、たし算・ひき算 を計算する
② たし算・ひき算と かけ算・わり算が混ざった問題
例題1

計算の順序を確認!
- かけ算があるので、先に計算
- たし算を計算(通分する)
- 計算をする

答え:129/140
③ かっこのある四則混合計算
例題2

計算の順序を確認!
- わり算をかけ算に直す
- カッコの中を先に計算(通分する)
- わり算を計算

答え:35/36
④ たし算とひき算が複数ある計算
例題3

計算の順序を確認!
- すべてたし算・ひき算なので、通分してから計算する
- 計算する
- 仮分数を帯分数に直し約分する

答え:1と3/8
まとめ
1. 計算の順序
- わり算をかけ算に直す
- カッコがある場合は、カッコの中を先に計算する
- かけ算・わり算 を先に計算する
- その後、たし算・ひき算 を計算する
2. 計算方法
- たし算・ひき算 → 通分してから計算
- かけ算 → そのまま計算(約分すると楽!)
- わり算 → ÷を×に変えて、逆数にする
さいごに
四則混合計算は、ルールを守れば必ず解けるようになります!
大切なのは 「計算の順序をしっかり理解すること」 です。
初めはミスが出やすいですが、問題を解いていくうちに自然と慣れていきます。
計算ミスを防ぐためにも ノートにしっかり書いて、順番通りに計算する練習 をしましょう!
しっかり練習して、分数の四則混合計算をマスターしよう!
京の算数学 解答#983
