京の算数学問題#896
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
受験直前は、限られた時間の中でどれだけ効率よくスコアを伸ばせるかが重要です。
この時期に必要なのは「新しいことを覚える」よりも「今ある知識を最大限に活用し、得点力を上げる」こと。
この記事では、受験直前に効果的な学習法を具体的に解説します。
1. 重点分野に集中する
出題頻度が高いテーマを絞る
すべてを完璧に仕上げる時間はありません。
過去問を分析し、頻出テーマや得点配分が高い分野に注力しましょう。
たとえば
- 数学:基本的な計算問題、関数、図形の証明
- 英語:長文読解、文法の穴埋め問題
- 国語:現代文の要約問題、古文の基本文法
得意分野を磨き上げる
苦手分野の克服は時間がかかることが多いです。
この時期は得意分野をさらに強化し、確実に得点できるようにしましょう。
「ここは絶対にミスしない!」という自信が試験本番のメンタルにも良い影響を与えます。
2. 過去問をフル活用
本番環境での演習
過去問は試験形式や時間配分に慣れるための最適な教材です。
以下の手順で進めましょう。
- 実際の試験時間より5分短い条件で解く
- 間違えた問題の徹底分析
- なぜ間違えたのか?
- 他の解き方はなかったか?
- 記録をつけて改善を確認
自分の成績がどう伸びているかを確認することで、モチベーションも向上します。
「傾向と対策」を深堀りする
複数年の過去問を解くことで、出題傾向を把握しやすくなります。
同じテーマが何度も登場する場合は、そこが重点ポイントです。
3. 時間を制限して解くトレーニング
本番では時間配分が非常に重要です。
以下の方法で練習しましょう。
- スピードアップ演習
1問あたりの解答時間を意識し、制限時間内にすべて解き終える練習を繰り返します。 - 時間を区切って優先順位をつける訓練
「得意な問題から解く」「配点が高い問題に時間を割く」といった戦略を試しましょう。
4. 暗記は「短時間×繰り返し」で効率化
スキマ時間を活用
暗記は短時間で繰り返すことで記憶に定着します。
通学時間や休憩中を活用して単語帳や公式集を見直しましょう。
書いて覚える+声に出す
目で見るだけではなく、手を動かし、声に出して確認すると記憶に残りやすくなります。
夜寝る前と朝起きた直後に復習
寝る前の勉強は記憶に定着しやすく、朝は頭がスッキリしているため集中力が高まります。この時間帯を暗記学習に充てましょう。
5. ケアレスミスをなくす工夫
途中式を丁寧に書く
特に数学では、焦ると計算ミスが増えます。
途中式を書くことで、どこで間違えたか確認しやすくなります。
最後の5分は見直しに使う
試験時間の最後に余裕を持たせ、解答用紙に書き写した際のミスや、見落としを防ぎます。
6. 健康管理とメンタルケア
規則正しい生活を心がける
睡眠不足は集中力低下の原因になります。
最低でも6〜7時間の睡眠を確保しましょう。
試験当日を意識した食事
エネルギーを長く保てるよう、炭水化物やタンパク質をバランスよく摂りましょう。
ポジティブなイメージを持つ
自分が試験会場でスラスラ問題を解いている様子をイメージすることで、緊張を和らげ、自信を高める効果があります。
まとめ:効率的な勉強で合格をつかもう
受験直前は、闇雲に勉強時間を増やすよりも「どれだけ効率よく学べるか」が重要です。
重点分野に絞った学習、過去問の徹底活用、生活リズムの管理など、これらのポイントを押さえた学習法で、合格に向けてラストスパートをかけましょう。
あなたの努力が報われることを心から祈っています!自分を信じて、最後まで頑張りましょう。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!