京の算数学問題#841
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
多くの生徒と関わってきた中で、見えてきたことがあります。
それは「成績がなかなか上がらない」と悩んでいる生徒にも、実は成績アップの前兆が現れていることがあるということです。
しかし、ここで諦めてしまうのは非常にもったいないです。
生徒の努力をしっかりと自覚させ、モチベーションを維持することが成績向上への鍵となります。
今日は、そんな経験からよく見られる「成績アップの前兆」についてお話しします。
1. テストの間違え方が変わる
テストの問題は基本から応用まで段階的に分かれていますが、その中で間違い方に変化が見られるのが成績アップのサインです。
たとえば、小問(1)(2)(3)とあって、(3)の応用問題だけを正解するパターンから(1)や(2)の基礎問題だけを正解する場合に変わってくると、これは勉強の成果が現れている証拠です。
特に、数学のテストでは適当に答えても正解することがありますが、しっかりと理解した上で答えられる問題が増えてきたら、それは大きな進歩です。
基礎問題の正答率が上がってきているのも成績アップの兆候であると言えるでしょう。
2. 質問が明確になる
「先生、わかりません!」と言っていた生徒が、どこが具体的にわからないのかを説明できるようになったら、それは成績アップの兆しです。
たとえば、「直線の式は求められたけれど、面積の求め方がわからない」というように、問題点を明確に理解している場合は、成績向上が近いと言えます。
3. テストの振り返りが上手になる
テスト後に「今日のテストどうだった?」と聞いた時の答えが、具体的に「方程式のこの部分を間違えた」と言えるようになると、問題の理解度が深まっている証拠です。
この段階では、テストの振り返りが上手にできているため、次に活かす力がついてきています。
4. 問題を解くスピードが速くなる
問題を解くスピードが上がってきたら、それは勉強の量が増え、問題に対する慣れが出てきた証拠です。
スピードが速くなるのは成績アップの前兆と言えます。
5. 点数が安定する
テストの平均点は毎回異なりますが、平均点が下がっているのに、自分の点数が安定している場合は成績が向上しているサインです。
前回と同じ点数を取ったとしても、平均点が下がっている中でその点数を維持しているならば、実際には成績が上がっていると言えるのです。
まとめ
このように、成績アップの前兆を見逃さず、着実にサポートしていくことが大切です。
生徒のモチベーションを高め、彼らの努力をしっかり認識させることは、私たち指導者の重要な役割です。
どっしりと構え、生徒と一緒に前進していきましょう!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!