数学に向いている人の性格とは!? 京の算数学#832

京の算数学問題#832

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

数学に向いている人とはどんな人でしょうか?実は、よく思われる「根気強い人」だけでなく、「面倒くさがり」な人も数学に向いていると私は考えています。もし今この記事を読んでいる方で、「自分は面倒くさがりだ」と思うなら、それは数学が得意になれるチャンスかもしれません!

面倒くさがりの定義

ここでの「面倒くさがり」の定義は、「どうすればもっと楽にできるか?」と常に考えるタイプの人です。

ただし、「面倒だから何もしない」というのは無気力であり、これは別の問題です。

無気力の原因は別途考える必要がありますが、ここで注目するのは、効率化や楽にする方法を追求する「思考型」の面倒くさがりです。

なぜ面倒くさがりが数学に向いているのか?

数学は論理的思考を必要とし、その中で「いかにして効率良く問題を解くか」が大きな鍵になります。

数学の問題を解くプロセスには多くの手順があり、ただ指示通りにやるだけでは応用力が身につきません。

面倒くさがりな人は、常に「どうしたら楽にできるか?」と考えます。

これは言い換えれば、「効率的に解決する方法を探す」ということです。

数学はそのプロセスが多様であり、個々の問題に対して独自の解法を編み出せる学問です。つまり、効率を追求する人こそ、数学に向いているのです。

実際、面倒くさがりの生徒は、いきなり成績が伸びたり、計算が驚くほど早くなったりすることが多いです。それは、彼らがいかに効率良く解くかを考え抜くからです。

社会での成功にもつながる

あるビジネス書で、次のようなことが書かれていました。

「学生時代は平均的に物事をこなすことが求められ、社会に出ると、特定の能力が突出していることが求められる。」

つまり、学校では指示された通りにできる人が優秀とされますが、社会に出ると、自分で考えて効率的に問題を解決できる人が優秀とされるのです。

面倒くさがりの人は常に効率化を考えます。

「どうしたらもっと楽にできるか?」という思考習慣が、社会に出たときに大きな武器となります。

もちろん、「楽をする」とは、手を抜くことではなく、よりスマートに問題を解決する方法を考えるという意味です。

まとめ

数学に向いている人は、意外にも「面倒くさがり」の人だと私は思います。

彼らは、効率的な方法を常に模索し、それが数学の論理的なプロセスと非常に相性が良いのです。

さらに、その思考は社会に出ても役立ち、効率化を追求する姿勢が大きな力となります。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#832

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