重力とはなにか? 子どもにもわかりやすく解説してみた! 京の算数学#773

京の算数学問題#773

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

今回は、日常生活で私たちが感じている「重力」についてお話しします。なぜ私たちは地面に引っ張られているのか?どうして物が下に落ちるのか?不思議に思ったことはありませんか?このブログでは、重力についてわかりやすく説明していきます。

重力とは?

重力は、地球が私たちを引っ張っている力のことです。
もっと簡単に言うと、「物が下に落ちる理由」が重力といえます。
例えば、リンゴが木から落ちたり、ボールを投げたら地面に落ちたりするのは、すべて重力の働きによるものです。

体重と質量のちがい

「地球と月は重力が違う」これは良く言われる話ですよね。

例えば地球では体重が60kgだったとしても月ではほぼ重さはなくなります。

でも質量は物体そのものの重さですので月にいこうが金星にいこうが変わらないのです。

体重は地球にいるから使えるものだと覚えておきましょう。

なぜ物が下に落ちるの?

重力は、地球がその中心に向かってあらゆる物体を引き寄せる力です。
地球にはとても大きな質量(重さや大きさ)があるので、その質量によって周りのものを引き寄せる力が生まれます。

この力が「重力」と呼ばれるものです。

例えば、あなたがジャンプをすると、空中に飛び上がりますが、すぐに地面に戻ってきますよね?それは、地球があなたを引っ張っているからなんです。もし地球に重力がなかったら、ジャンプしたらそのまま空に飛んでいってしまうかもしれません!

重力はどうやって生まれるの?

重力が生まれる仕組みは、イギリスの科学者、アイザック・ニュートンが発見しました。彼が発見したのは「万有引力の法則」というものです。この法則によると、すべての物体は互いに引き合う力を持っているとされています。

でも、この引き合う力は、物体の質量が大きければ大きいほど強くなります。
地球はとても大きな質量を持っているので、その重力は私たちにとって非常に強いんです。

重力はどこにでもあるの?

重力は宇宙のどこにでも存在します。ただし、場所によってその強さは異なります。
例えば、月には地球の約6分の1の重力しかありません。だから、月の上では物がゆっくりと落ち、ジャンプしたら高く飛べるんです。

宇宙空間では、地球の重力から離れると、ほとんど重力を感じない「無重力」の状態になります。
宇宙飛行士が宇宙船の中でふわふわと浮いているのを見たことがあるかもしれませんが、それは無重力の状態だからです。

重力がなかったらどうなる?

もし重力がなかったら、私たちは地球にしっかりと立っていることができません。
物が空中に浮かび上がったり、地面に落ちることがなくなります。
水も空気も地面に留まらず、すべてがバラバラになってしまいます。

そうなると、地球上で生活することはとても難しくなってしまいますね。

まとめ

重力は、地球が私たちを引き寄せている力です。物が下に落ちるのも、私たちが地面にしっかりと立っていられるのも、すべて重力のおかげなんです。重力がなかったら、私たちは地面に留まることができず、生活ができなくなってしまいます。

毎日の生活であまり意識することはないかもしれませんが、重力は私たちの世界を支える重要な力なのです。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#773

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