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京の算数学問題#713
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
毎日子どもたちを指導していると「わかった?」の質問に対して「わかった!」と答えつつも中々自分1人ではできないような様子をみかけます。
実際できるまで付き合っていると子ども等の分かるはいろんな種類がある事がわかります。
今日は分かるってそもそもなんなのか?に焦点をあて子どもたちの理解を深めていきましょう!
分かるとは「分ける」という事
分かるという言葉の語源を知っていますか?
実は「分ける」というのが語源です。
私たちは物事を理解した時、無意識に分けるようになっているのです。
例えば問題を解けるようになった時、この問題は掛け算を使えばいいとか、この場合はこの公式を使えばいいというように自分の頭の中で分類ができている状態を分かると言います。
「分かる!」と言いながら中々できないのは頭の中で「分けられていない」という事が言えます。
教える=「分けるお手伝い」
私が子どもたちの指導をするときに意識しているポイントは、どうやったら分けやすくなるか?というものです。
公式をただ教えるのではなく、何に使えるのか?
解説を見たときになぜこの式が出てきて、なんの公式を使っているのか?を本人が導き出せるように細かくヒントを与えていきます。
点と点が線になるように手助けをしていくのです。
分ける練習は単位の学習が最適!
Kg、m、haのように、小学生では算数の授業でたくさんの単位を学んでいます。
Kg(重さ)、m(長さ)、ha(面積)のように単位を見ればそれが何に使われているのか?がわかるのです。
つまり小学生がよく「めんどくさいな〜」といっている単位は分ける練習のために学んでいるといっても過言ではないのです。
単位を書かなければバツをされるというのはそれだけ「単位が大切である」という意味になります。
分けるという視点で子どもたちの勉強を見てみる
子どもたちが勉強に悩んでいるとき大抵はこの分ける事ができていません。
その視点で物事を見ていると子どもの考えている事がわかってきます。
合わせるを足し算とおぼえてしまっているんだな
違うものなのに同じものに見えているんだな
この気づきが子どもたちにとっては希望の光になります。
ご自宅での学習の際はぜひこの分けるを意識してみてください!
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!