京の算数学問題#681
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算数学ブログ
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「文章題がイヤ!」
お子さまの中には計算問題は進んでやれていても文章題が嫌でやりたくないという方もいらっしゃいます。
ではそもそも文章題はなぜ苦手になるのでしょうか?
国語はできるのに算数の文章題ができない時、どのような対処ができるのでしょうか?
算数の文章題が苦手なワケとは?
一般的に読解力と思われがちな算数ですが実はそれだけではありません。
もちろん可能性として国語の読解力も必要な要素ですが、算数の文章題の場合、数字という抽象的な概念を用いますので、同じ3という数字でも異なる意味を示します。
この抽象的な文章こそ算数の文章題の鬼門なのです。
その抽象的な数字を理解するために私たちは基礎的な知識を勉強します。
とりあえず足せばいいとかとりあえず引けばいいという解き方で正解していたお子様はほとんどの場合文章題でつまづく事が多いです。
まずは文章題をイラストにしてみよう!
算数の文章題は短文である事が多いですが、しっかり理解しようと思って読まないと難しい文章になっています。
とはいえいきなり「ちゃんとよみなさい!」と言ってもなかなか読むことは難しいと思います。
そんな時は文章題をイラストにしてみましょう。
例えば、赤のテープは8cmで青のテープは赤の3倍である。青のテープは何センチ?という文章題の時は、色鉛筆で赤の直線を引き、青の直線を引きます。
重要なのは赤のテープと青のテープとどちらが長いのか?というイメージができているか?という事です。
イラストだと算数が仮に嫌いでも書いてくれたりすることも多いのでぜひ親子でやってみましょう。
文章の文節を意識しよう!
たとえば、上記の問題であれば、(赤のテープは8cm)で(青のテープは赤の3倍)である。青のテープは何センチ?ということで、8cmというものの主語が赤のテープであり、聞かれている事は青のテープの長さであるという事を理解する事が大切です。
このように文章を区切り主語を明確にする事で文章のイメージをしやすくしましょう!
途中式をとにかく書いてみる
よくあるのが文章題を考えている時にいきなり答えを書こうとする事です。
文章題の中には式が3つ以上になる場合も多く、それぞれの式が何を表しているのか?を考えながら読み進める必要があります。
ですので私の場合必ず式は1本で表さず別々に書いてもらうようにしています。
そして各式が何を表しているのか?書いてもらうようにしています。
それぐらい丁寧にしないとイメージが難しいのです。
いきなり答えを導かずに途中式を丁寧に書くことを意識しましょう!
文章題はむずかしい
そもそも文章題は難しいです。
嫌がる生徒もおりますがどうしてもやらないといけない単元でもあります。
そんな時はいきなり大量の問題をさせるのではなく少ない問題をコツコツやっていく方が効率が良いです。
また、声に出し音読をすることも大切です。
中には声を出さずに読んで理解する事が難しいお子様もいらっしゃいます。
なので、声を出す事は1つの理解する手段なのです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!