京の算数学問題#639
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
とある小学生の理科の授業中こんな問題がありました。
「次の写真の中から桜の仲間をえらべ」
実は桜はバラの仲間なんです!
このような生物学的な分類ってどうやって分けているのでしょうか?
今日のブログは簡単に分類についてまとめています。
桜はバラの仲間!?
桜(さくら)はバラと同じ仲間でバラ科の植物です。
バラ科の植物は他にもイチゴ、りんご、梅、すももなんかも同じバラ科の植物です。
科 属 目ってなに??
地球上には130万を超える生物が発見されており今もなお新種の生物が発見され続けています。
生物の進化は地球が生まれてからというもの生まれ続けていて遡っていくと共通の祖先に行き着くという考え方があります。
この共通の祖先を2つのグループに分け、そのうち1つのグループからさらに分かれていきました。
この祖先のグループを界と言います。
そこを起点にさまざまな生物へと進化し変化していきました。
その結果生まれた新しい分類をたどり進化の過程がわかるようにしたのが、界→門→綱→目→科→属→種という分類の順番です。
例えば人なら動物界→脊索動物門→哺乳綱→サル目→ヒト科→ヒト属→ヒト種となります。
つまり人はサルの仲間なんですね。
生物分類はどうやって分けられているのか?
1758年リンネという分類学の父と呼ばれる研究者は人間の分類を、
立ち上がった時に頭の重心が両足の間にくる
直立二足歩行ができる
両手が体の横側についている
足が手よりも長くかかとがある
体の毛が少なくほとんどの皮膚が表にでている
以上のことから人の分類が新種として新しく追加されました。
カブトガニはクモの親戚!?
学校の授業でもよく取り上げられるカブトガニですが、実はカブトガニは生物学上、節足動物の仲間になります。
節足動物はエビやカニなどの甲殻類、クモやサソリなどのクモ類、チョウやトンボなどの昆虫類、ムカデなどの多足類に分けられます。
つまりカブトガニはクモやチョウの親戚でもあるという事ができます。
分類を辿れば先祖がわかる
このような分類はWikipediaで調べればたくさん出てきます。
気になった生き物の親戚を調べてみましょう!
興味は学びを深くします^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!