京の算数学問題#605
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
入学試験が多様化する中、学力以外の面も重視される昨今の大学入試制度ですが、
その中でも特に受験者数を伸ばしているのが総合型選抜入試(旧AO入試)です。
今日は総合型選抜入試について解説をしていきます。
・総合型選抜入試(旧AO入試)ってなに?
総合型選抜とは、学力を含めた受験生を総合的に評価する方式を指します。
ペーパーテストだけでなくボランティアなどの活動実績やスポーツでの実績、または高度な実績だけでなく大学によっては好きなことを探求する探求力を重視することもあります。
・総合型選抜入試とAO入試の違いとは?
AO入試との最大の違いは学力がより重視されるようになったことです。
AO入試では学力検査は学校により判断が異なり、必須ではありませんでした。
しかし、総合型選抜では学力検査が課されるようになったため、大学による違いはあれど何らかの形で学力検査が行われることとなりました。
・合格の難易度は?
一般入試と同様に学校により大きな差があるため一概にはいえません。
ただ、総合型選抜は対策が難しく、学校により異なりますので必勝法と呼ばれるものが確立しづらい傾向があります。
また、高校3年生の受験期に入る前にはある程度志望校の動機と選択が終わっている事が望ましいですし、作文は書けても面接で落とされるということもあります。
問いを立てそれに向かって行動したり研鑽するクセがついていなければ一筋縄ではいかない受験方式といえます。
ただ、本当に学校によって傾向が違うため、中にはこの学力で通るの!?という学生がいるのも事実です。
・総合型選抜に合格するためには?
総合型選抜入試は大学が求める学生像に合致しているかどうか?が最も重要な判断基準になります。
ですので志望校にどれだけ入りたいか?という想いと大学研究が必要になります。
また、日常で探究をしているか?が大きな武器になります。
例えばロボット作りやプログラミングを日頃から取り組んでいたり、国際問題について興味がありインターンシップに参加するなど、今はたくさんの道があります。
それらの探究をしっかりこなしていけば自ずと合格の道は近づくでしょう。
・入学してからついていけるの?
推薦や総合型選抜で入学を検討されている保護者様に聞かれる最も多い質問が「入学してからついていけるの?」です。
正直これに関しては「大丈夫です!」とは言い切れません。
それゆえ大学側も最低限ここまでの知識はつけてきてねという意味で総合型選抜には学力検査が課せられています。ですが合格が決まり遊んでしまってついていけなくなるということもあります。
ですが、これは一般入試にも言えることです。
入学してついていけるかどうか?はどれだけ自分がついていくために勉強をしているか?でしかありません。
ただ、必ず自分で決めるということが最も重要です。
自分で決めるというのは自分で責任を取るということ。
勉強するもしないも自分次第ですが自分で決めたら頑張ってみようよと私は思います^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!