京の算数学問題#597
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
当学習塾は進路指導を得意とする学習塾です。
私が考える良い学校の定義は「お子さんに合った学校」です。
私が学習塾を作った理由の1つがこの価値観を広めたいという事です。
多様性の時代、特に高校進学や大学進学はその子の想いを大事にした指導を心がけています。
今日は当塾で行っている進路指導のコツをお伝えします。
お家でも実践できる内容をまとめております。
ぜひご参考にください。
進路指導で最も大事な事
進路指導で最も大事な事は「その子は何が好きか?」を観察する事です。
よく何を好き?と子どもに聞くと「ゲーム!」や「サッカー!」と言った名詞が返ってくる事が多いです。
大事なのは「動詞」です。
例えばゲームであれば物を作るのが好きなのか?デザインをするのが好きなのか?友達とチームで何かをするのが好きなのか?です。
その好きが子どもたちの原動力になります。
そのコアを意識しながら進路について話をしていきます。
やれと言われてやれれば苦労をしない
やれと言われてその通り動いて成功するのなら苦労はしません。
あまり命令やアドバイスが多くなりすぎると子どもは自分ごととしてとらえなくなります。
進路選択は自分ごとで捉えないとミスマッチが生まれてしまいます。
なのでアドバイスはするけれど最終的にやるのは本人であるという認識は必ず持たないといけません。
子どもに合う良い学校の見つけ方
学校へ行くのは子どもです。
ですのでまずオープンスクールに行く機会を作りましょう。
最近では学校がオープンスクールへ行くことを勧めている事も多く参加後にレポート提出を求められる学校もあります。
また、オープンスクール以外にも外部の人が参加ができる学園祭に参加するのも良いと思います。いきなり説明会に参加するよりはハードルも下がりますので1歩が踏み出しやすくなります。
子どもの志望理由を否定しない
子どもの志望理由は多種多様です。
例えば〇〇になりたいから!という前向きな理由から、勉強したくないから楽な学校へなんて理由を言う生徒もいます。
ですが、それは彼らの意見です。否定してしまうとこちらの意見は100%聞いてくれません。
そうなんだねとまずは共感する事がポイントです。
その上でなぜそう思ったのか?を聞いてみましょう。
そしてその高校の情報を一緒に調べてみるのもコミュニケーションとしては大切です。
私も心がけていますが実際に学校説明会に足を運び、子どもたちが進路の話をしたら横に並んで一緒に資料を読んだりPCの画面を見せながら一緒に探すと言うことをしています。
そうすると自分の進路を一緒に考えてくれているという安心感が生まれます。
安心感があって初めて一歩が踏み出せるのです。
多様化の時代だからこそ必要なこと
多様性という言葉の上になんでもありになりつつあることには私は危機感を覚えています。
ダメな事はダメですし、良い事は良いというのは今も昔も変わりません。
ただ、今の時代ほど「自分を持つ」という事が大事な時代はありません。
今までの時代はある意味なんとかなっていたのが、何とかならなくなってきたからです。
そのためには自分を見つめる機会を作る。
そのためには進路指導は非常に重要な機会なのです。
進路指導を通して今後さらに飛躍していく子どもたちの活躍を心から応援しています。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!