京の算数学問題#536
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
高校3年生や中学3年生にとっては、受験を直前に控えラストスパートをかけていることでしょう。
一方でこの時期は1〜2年生にとっては進路先を検討する大切な時期になります。
そんな中でよく高校生から出る質問が「大学と専門学校どっちがいいの?」というものです。
今日は大学と専門学校の違いについてお話をしていきます。
大学と専門学校はどうちがうの?
前提として進路の選択によく比較される専門学校と大学ですが、実はそれぞれのあり方は大きく異なります。
大学は教育機関と研究期間の双方の側面を持っていますので、一般教養から専門知識まで幅広く学びますので卒業後の進路も比較的多様化します。
専門学校の場合は「実務者養成校」ですので、いわゆるこの職業に就くために学びに行く学校となりますので、入学と同時に就職先の業種が確定すると言っても過言ではありません。
また、取得できる学位も異なります。
専門学校は2年以上で専門士、4年以上で高度専門士の称号が得られます。
一方大学では学士が得られます。
通学年数では、専門学校は多くは2年や3年ですが、大学は4年、短期大学は2年となります。
大学のメリット
将来の選択肢は広くなりやすい
自由に使える時間が増える
多様な学生がいる
専門学校のメリット
実習が多くより仕事に直結する学びがある
同じ志を持った仲間が集まりやすい
専門職の就職に強い
成績が低いから専門学校へは絶対ダメ!
実際に私が高校生の頃このような友人がいました。
「勉強いややし、専門学校にするかな」
ですがこれは本来のあり方からは大きく逸脱しています。
専門学校は就きたい職業が決まっているから行くというのが正しい選択だといえます。
勉強いやだから専門学校という選択をして仮に進学したとしてもほぼ確実にミスマッチが起こってしまいます。
大学がいいの?専門学校がいいの?
結局その生徒本人がどうしたいか?というところに尽きると思います。
例えば理学療法士になりたいという目標があったとして、学校を探します。
そうなれば大学と専門学校と両方が出てくるはずです。
その上でオープンキャンパスへ行ってみましょう。
実際に肌で感じでここいいなあと思った学校を候補にあげましょう。
次に考えるのは大学と専門学校の違いです。
同じ理学療法士としてもプレイヤーとして現場で働きたいのなら専門学校でも良いですが、将来的には研究者になりたいと思うのであれば大学が良いでしょう。
このように段階を踏んで考えていくのが将来設計です。
結局大学、専門学校を比較するというのがそもそものあり方が異なるためにできないのです。
なので、それぞれの思いをベースにミスマッチのない進路選択を心がけましょう。
当学習塾では、そういった進路相談にも力を入れています。
もしお困りの際は気軽に、無料相談をご利用ください。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!