京の算数学問題#524
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
小学校の授業で2015年より特別科目として学習指導要領が改定された「道徳」科目化されてから様々なご意見があるのも事実ですが、一体どのような授業を行なっているのでしょうか?
今日は小学校の特別科目である道徳についてお話ししていきたいと思います。
道徳ってそもそもなに?
道徳とは中国古典を由来とする考え方で、人が従うべきルールや道理を「道」を守ることができる状態を言います。
つまり、表面上のルールだけでなく暗黙のルールや人としての道理など全ておいて相手における思いやりのようなものが道徳です。
道徳が科目化されたワケとは?
そもそも道徳の授業自体は1958年にスタートしました。
教材は各教員が独自で作り上げたものです。当時の道徳教育は国主導の道徳教育が戦争の一因となったことから生まれたものです。
ただ、それをさらに教科化した背景には相次ぐいじめ問題が背景にあるとされています。
2018年度には全国の小中高校と特別支援学校でのいじめの認知件数が54万件を超える事態となりました。
以前は副読本として心のノートの配布にとどまっていましたが、改善は見られずむしろ悪化しているとも言える状況に抜本的な教育改革の1つとして道徳の科目化が推奨されたと言います。
道徳では何を学ぶの?!
小学校で学ぶ道徳は各学年において学ぶ内容が定められています。
1〜2年生では、過ちは素直に認め正直に明るい心で生活をすること、よく考えて行動をすることや自分でできることは自分でやるなどから、礼儀の大切さや相手に対する尊敬や感謝を学びます。
3〜4年生では、より具体的で論理的な考えた行動や思いやり、協力関係または、日本の伝統文化や国を愛するという事を学ぶとともに、海外文化の多様性について関心を持つことを学びます。
5〜6年生では生活習慣の大切さや目標を立てて努力をする事、自由の大切さや自立とは何か?について学んでいきます。また、公徳心や権利についても社会的役割やTPOについても学んでいきます。
道徳は他者との関係の中で育まれるもの
教科化されすでに5年が経過した道徳ですが、もちろんSNSを見ても賛否両論です。
道徳自体は他者との関係性の中で育まれていくものなのでSSTとはまた異なります。
やはりたくさん失敗をする生徒ほど人に優しくできたり、思いやりを持てたりする傾向があります。道徳の授業は失敗しないための転ばぬ先の杖ではない事を理解しないといけません。
あくまで心の種が撒かれているだけに過ぎないのです。
それを育てるも枯らせるも自分次第です。
しっかりと育むためにはたくさんの価値観に触れたくさんの成功と失敗を経験し日々を全うするしかありません。
答えは人それぞれなので道徳の授業で得た事を教訓にしっかりと日々の生活に役立てていきましょう。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!