「算数は得意だったのに!」数学が急にできなくなる理由とは?! 京の算数学#500

京の算数学問題#500

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算数学コラム

みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!

数学を教えていると、本当によくあるのですが、「小学校の時は得意だったのに中学になってから急にできなくなった!」というお話を耳にします。

なぜ急に難しく感じるのか?そこには明確な理由があります。

今日はその理由についてお答えしていきます。

算数と数学はぜんぜんちがう

まず前提として数学的思考力を育てるためには、ある程度の基礎知識が必要です。

算数の定理をいきなり全て理解することはできません。

なので、まず小学校の算数では1+1=2ですよ。というそういうものだとして学びます。

数学になると小学校で覚えた定理や公式をベースになぜそうなるのか?

1つの問題をいろんな方法で解くことができるといったより学習が概念化していきます。

それが急にできなくなる理由です。

覚えていればよかった内容が理解することを求められるからです。

テストと科目が大きく変わる

さらにテストの科目も5科目から9科目へと増えます。

小学校の頃は単元テストですので、本質的な理解がなくても極端にいえば掛算の単元だからかけていればなんとかなりました。

それに1問1問形式です。

ですが、中学に入ると1問1問の問題は減りますし、さらに定期テストという広範囲のテストになります。それが9教科あるわけですから、日頃から復習や予習を行なっていないと当然ついていくことは難しいのです。

方程式を活用できていない

今までは科目としての話でしたが、では数学でなかなか点数が取れない原因はなんでしょうか?それは、方程式が活用できていないことが大半です。

算数では2×2=4と言った一方通行の解き方に慣れています。

中学の方程式では2x+1=5となり2x=5-1 → 2x=4 → x=2 として、左辺右辺双方のことを考えないといけません。

ここが定着していないと例えば今回の定期テストの単元で言うのであれば、

「yがxに比例していてx=2のときy=8である。Yをxの式で表せ」と言う問題。

方程式を使って解くには8=2aとしa=4 y=4xが正しい解答です。

ですが、変化の割合は割ればいい!とだけ覚えている生徒は、8÷2=4 y=4xという導き方をします。

これも正しいのですが、この解釈で進めいていると確実に連立方程式や1次関数でつまります。

方程式の活用ができておらず単元ごとに理解がぶつ切りになってしまっているからです。

数学の点数を上げるにはやり方を方程式を使った方法に統一させることが大切です。

なぜこうなるの?から「これをやってどうなるの?」

数学を学び出すとなぜこうなるの?を理解した後、この公式を使ったらどうなるのか?という未来志向が求められます。

いわば計画性です。

これを行えばこう言うことができるようになるといったイメージ力も数学には求められます。なのでなぜこうなるの?という理解だけでは数学の問題が解けることにはつながりません。プロセスを箇条書きして解答の流れをまとめてみましょう。

そうすれば解き方の共通点がみえてきます。

数学が苦手になる前に

苦手だ!と感じてしまうとなかなか数学の勉強に対するモチベーションも上がりづらいですし、解けるようになるまで非常に時間がかかります。

正直主要5科目の中で数学は最も成績の上がりにくい科目であると言えます。

だから理系が少ないのです^^;

苦手になる前に学習塾や学校の先生に頼り早い段階から手を打っておくことが数学対策は重要です。

当塾では数学や算数の個別対策を行なっています。

ぜひ無料相談会をご活用くださいませ。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!

算数好きあつまれ〜!

京の算数学 解答#500

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