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京の算数学問題#496
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
最近よく大学生のご相談をお受けいたします。
内容は社会貢献をしたいというもの。
とてもすばらしいと思いますが、社会起業家になりたいというワードには私自身違和感を覚えてしまいます。
今日は今の就職事情と社会起業家って何?についてお話ししていきます。
社会起業家ってそもそもなに?
社会起業家は起業家の中でも特に社会問題への取り組みを事業としている人を言います。
例えば環境問題や教育問題であり、利益の追求ではなく課題解決に重点を置く起業家であるともいえます。
大企業志向と起業志向の増加
近年SDGsが浸透し子どもたちの間でも社会課題について考えるのが当たり前になってきました。
そんな中大学生の就職ニーズは大企業か起業家に分かれているといえます。
私のところにも起業したいと相談に来る大学生は多いですが、多くは社会課題についての相談です。
中には就職を悪きものとする先入観をもつ学生もいます。
大事なのはあなたが何をしたいのか?それが就職でも叶うのか、独立しないと叶わないのか?という判断軸が必要です。
就活生が見るのは企業の社会貢献度
先日キャリアコンサルタントとの会話で「最近の大学生は社会貢献度を基準にしている」というお話をお聞きしました。
この会社は社会にどんな役に立っているのか?
売上がいくらか?給料はいくらかよりも優先度が高くなっているそうです。
まさに時代の変化だと感じています。
社会貢献はすべての会社がしている
ただ、私自身は社会企業というワードに違和感を覚えています。
そもそも、会社自体社会のニーズつまり、課題を解決して対価をもらっているのでこの世の中すべての会社が社会企業であると言えます。
特に社会性の高い企業を社会企業とするのですが、そもそも社会性の高いってなんぞや?!と物申したくなります。
すべての仕事が需要と供給のバランスによって成り立っています。
よくあるのがこの課題を解決したい!と思っていても実は現場はそんなに必要でないなんてことが本当に起こります。
それをリサーチせずこの問題を解決したい!と独りよがりになってしまって失敗している人を多く見てきました。
社会企業というワードに騙されずしっかりと持続可能にするならば、レッテルよりもまずは本当の姿を見にいく必要があると私は考えます。
結局何がしたいか?と本当に必要なのか?
結局何がしたいのか?何に興味があるのか?という基本がとても大事なんです。
そのやりたいことが、サラリーマンでも叶うのか?独立しなければ叶わないのか?そこが判断基準だと思います。
社会課題を解決するのは何も独立だけでなくボランティアや日常生活の中でも一助になれる可能性はあるのですから。
自分は何がしたいのか?今一度考える機会を持ってみてはいかがでしょうか?
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!