京の算数学問題#455
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「勉強しても結果が出なかったらどうしよう」
「友達に嫌なことをいわれたらどうしよう」
「怒られるんじゃないか」
お子さんとお話をしているとすごく不安感が強く心配性の生徒さんは多くいらっしゃいます。
その中で私がカウンセラーとして活動している中での気づきやフォローの方法をお伝えしていきます。
“転ばぬ先の杖”の大失敗?!
転ばぬ先の杖とは失敗しないように前もって準備することを言います。
今の教育における環境はまさにそれで、私たち大人が子どもの為を想い自分の失敗と同じ失敗をして欲しく無いからこそ思いやりとしてついついやりすぎてしまうのが難しいところですよね。
心配性な子どもの特徴
こだわりが強い
こだわりが強くマイルールに強く縛られてしまう特徴があるお子さんはどうしてもそのルールから逸脱しないようにするためにはどうしたらいいのか?がベースとしてあります。
それゆえどうしても先を見据えすぎて、動けなくなってしまうことがあります。
真面目で几帳面な性格
真面目で几帳面な性格の生徒さんは本当に勤勉で真面目に取り組んでくれます。
その一方で独自のチェックポイントを持っておりその項目が多すぎるのでどうしても失敗経験が増える傾向があります。
それゆえ失敗しないようにとリスクマネジメントをついついしてしまう傾向があります。
心配を自信に変えるお子さんへのアプローチ
ではその心配性な性格を逆に自信に変えるためにはどうしたらいいのでしょうか?
結論から言うと妥協することを促すと言うのが良いアプローチです。
心配性のお子さんは妥協をすることが苦手な傾向が強く、完璧にこなそうとしてしまいます。完璧にこなせている間はいいですが、勉強も難しくなり、やることが増えてくるとどうしてもこなせなくなってしまいます。
その時に頑張りすぎてしまうと失敗体験だけが蓄積され余計に心配になってきます。
なので私たち大人の役割は妥協できるような環境づくりをすることです。
例えばテストまでにここまで勉強しようとルールを本人が決めたとします。
そんな時に最低限ここまでは到達すればOKで欲を言えばここまでと言うように、目標やゴールに幅をもたせることが大切です。
そうすれば自分の中で余白が生まれ完璧主義の中でもゆとりが生まれてきます。
そんなこと?と思うかもしれませんが、実はこれだけのアプローチで少しずつ変化が生まれてきます。
ぜひ一度試してみてください。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!