京の算数学問題#448
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
小学生のお子さんを見ていると指を使って計算している場面がよく見受けられますよね。
低学年の場合は良いにしてもやはり指を使っての計算している姿を見ていると不安になる気持ちもわかります。
実はこのご相談はよく当塾にも寄せられる相談の一つです。
今日はこのご質問に私なりの回答でお答えできればと思います。
そもそもなぜ指で数えるのか?
簡単に言えば指で数えるという行動は、その子自身が問題をわかりやすく解こうとする努力の表れです。
なので大人からすると幼く見えてしまうかもしれませんが行動自体にはネガティブな要素はなく、むしろ前向きに問題を解こうとしているポジティブな行動であると言えます。
指を使っての計算は止めるべき?
結論から言えば「やめさせるべきではありません」。
特に小学校低学年で態度を改めようとしてしまうと、せっかく頑張ろうとしている子どもの気持ちとしては否定的に捉えてしまいます。
その結果算数嫌いになったりしかねないので「頑張っているんだな」と温かく見守ってあげましょう。
ただ、小学校高学年になってくると注意が必要です。
算数の問題を解くためには様々な手段があります。
指を使って数えるしか手段が知らないとそれでしか解けなくなりますし、応用が聞かなくなってしまいます。
その場合は別の手段を加えてみましょう。
例えば、おはじきを使ってみる、3+7なら3から7つ順番に数えてみるなどです。
手段があればあるほど解答に近づいていきます。
大事なのは子どもの努力を認めること
指を使って計算するという行為はポジティブな行為です。
なのでやめるというより1つの手段として認識してほしいですよね。
そんな時は褒める事がとても重要です。
指を使って数えるということは算数意欲はあるのです。
「よく頑張ってるね!」その1言が子どもにとっては嬉しいんです。
勉強するなら好きになってほしいですしね^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!