京の算数学問題#441
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
今日は本当に多方面からご相談を頂いている「成績なんで上がらないの?」について僕なりのご回答をまとめていきたいと思います。
私も今まで多くの生徒を見てきました。
大学生の塾講師のアルバイトも含めれば相当な数になります。
その中でもちろん成績がグンと伸びた生徒もいます。
ですがなかなか伸びなかった生徒もいます。
何がそんなに違うのでしょうか?
成績アップを邪魔する勤勉性
一生懸命勉強するのは大切です。
ですが、過ぎたるは猶及ばざるが如し。
勤勉すぎるのはダメなんです。
遊びや余白を入れないとただ勉強しているだけでは思考が凝り固まってしまいます。
子どもは遊びの中で集中力や想像力、思考の柔軟性を育んでいきます。
流石に受験期に遊びましょう!とは声を大にして言えませんが、余白(休息)と勉強のメリハリをつけるのは非常に重要です。
やはり成績を伸び悩む生徒はここが苦手。
不器用な思考がじゃまをして、遊ぶか勉強かどちらか極端に偏ってしまうのです。
じゃまな成功体験
例えば小学生の時この方法でうまくいった!と思っていてもそれが中学も高校も通用するとは限りません。
勉強の難易度も大きく変化しますし、学習指導要領が改定されれば今までの勉強法では太刀打ちできなくなる場合があります。
あまり成功体験を積んでこなかった生徒が唯一勉強のやり方で成功体験を積んでしまうとそのやり方にひどく固執する場合があります。
陽極まり陰になったと言えます。
このパターンは成功体験を積ませるのではなくあえて失敗させる。
ある意味妥協点を探していくことが必要になります。
〇〇があれば成績は上がる!
さて、本日のブログの主題ですが、もうお分かりでしょうか?
“素直さ“があれば成績が上がる!です。
先生のアドバイスを聞いてそのままやってみる。
新卒の社会人がよく耳にする「守破離(しゅはり)」という言葉です。
もちろんそのまま聞いてうまくいくわけがありません。
ただそのままやってみないと自分に合っている部分と合わない部分がわからないのです。
とりあえず素直に受け入れてみる。
しばらくやってみてしっくりくるようにアレンジする。
その素直さを持っている生徒は経験上急激に伸びていくように感じています。
ただ、その素直さには、自己肯定感や信頼関係、小さな成功体験による自信など多くの要素が絡んでくるのは間違いないですが、一言で要素としてまとめるなら素直さが大切な力になります。
他者のアドバイスを受け入れるためにはまず、自分自身への信頼です。
私も生徒たちとの関わりで特に気にしているのがこの部分です。
どうやったら生徒が生徒自身に対して信頼できるように問いかけるか?
ある意味勉強を教える以上に大切な事だと私は感じています。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!