京の算数学問題#435
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
高校生の皆さんにとって、進路選択は将来のキャリアに大きな影響を与える重要な決断です。特に理系の道に進むかどうかは、将来の科学や技術に関わるキャリアを目指す人にとって重要な選択です。このブログでは、高校で理系を選ぶ基準についていくつかのポイントをご紹介します。自身の興味や目標に基づいて、より良い進路選択を行いましょう。
自分の興味や好きな科目を考える
理系学生は数学、理科を中心としたカリキュラムで演習を進めていきます。
理系の関門はなんといっても数学Ⅲ・Cです。
より専門的な単元を学習する必要があるがゆえにどうしても勉強時間を割かないといけません。また、それまでの数学ⅠAⅡBの深い知識がないと太刀打ちできません。
そういう意味で私の高校時代の担任の先生は数学の平均点が80点以上なら理系にいきなさいと言っていました。これは一理あると思います。
また、理科科目も重要な要素です。
理系になると化学・物理か化学・生物の選択になる場合が多く志望大学により選択を変えねばなりません。
ただ、数学が得意だから理系というより数学が好きだから理系という選択の方が望ましいというのが個人的な意見です。
好きじゃないと長時間勉強できません^^;
将来の夢から考える
例えばエンジニアなどの工学系、看護師やお医者さんなどの医療系、農業や食品開発など農学系、最近ではリベラルアーツ学部と言った文理融合学部まで誕生しています。
それゆえ早い段階から進路を考えておかないと、学部選択でほぼ選べる大学が決まってしまうのです。
もちろん文系でも数学ⅡBまで履修する学校もありますから、理系学部でも共通テスト利用や推薦などの制度を用いたり独学で勉強するなど、理系大学に入れる手段はあるものの、現実的には厳しいです。
とりあえずで理系は絶対NG!
よくやりたいことがないからとりあえず理系にするか〜、決まったら文転しようかな〜
というように、ふわっと考えて決めてしまう生徒がいます。
これは絶対NGです!
確かに文系を選択して理系に変わるより、理系から文系へ変わる方がまだマシではありますが、マシなだけで相当しんどいです。
理系の方が手に職をつけられるという意見もよくお聞きしますが、そんなことはありません。
自分自身のことなのでしっかり考えて選択しましょう!
さいごに
将来のことといきなり言われても当然難しいと思います。
学校の先生も早い段階から将来に目を向けるように様々な授業で取り入れたり、調べ学習を課題にしたり努力されていますが、結局は本人がどうしたいか?というところにつきます。
私も起業をして社会問題を自分ごとにとらえられるまでは全然将来のことなんて考えもしませんでした。
むしろ何したいかわからないというタイプの人でした。
僕が大きく変化した理由は「自分に素直になる」「とにかく動くこと」の2つを意識してからです。
小学校低学年の生徒の授業を持つと将来何したい?がスラスラと言えたりします。
でも高学年になるにつれて言えなくなってきます。
恥ずかしいという気持ちもあると思いますが、現実みちゃうんですね。
だから僕は本当に自分がやりたいこと、どんなに馬鹿にされても受け入れよう。
そしてそれに向けて行動しようと決めました。
だからみんな大丈夫。
僕でもできたからきっとできますよ^^
高校選択が第一関門だとすると高校の文理選択は第二の関門です。
しっかりと自分と向き合ってください^^
「思うは招きます」
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!