今日の数学問題#353
数学コラム
僕たちがうまれてから社会人になり働く過程で必ずと言って良いほど通る道が学校です。
小学校〜中学校〜高校〜大学という環境の中で、人格形成と教養を育んでいきます。
ですが、どうしても「やらされている」という状況になりやすいシステムになっています。
加えてSNSメディアも進化していますし、余計に勉強自体がやらされる事という風な印象が強くなる社会にいると言えます。
そんな中で少しでも子どもたちが自分の学びたいことを学びたいと思うことができる環境や声かけをしていきたいなと僕は思うわけです。
今日は子ども達にどんな声かけをしていけば良いのか?お話ししていきます^^
なぜ勉強しなさい!と言ってしまうのか?
ついつい勉強しなさい!と言ってしまうことありますよね。
僕も子ども達の成績アップのために教えてますので、すごく気持ちはわかるんです。
その根本原因は「不安だから」につきます。
例えば、高校に行けないのではないか、まともな会社に就職できるのか?というお子様に対しての不安感や、子どもができないのは親である私のせいかもしれないというご自身の不安感からくるものです。
いずれにせよ感情が入ってしまっていますので、少し自分の気持ちを切り離す必要があるかと思います。
「勉強をしなさい!」と言うと余計にやらなくなる
基本的には勉強しなさい!というと余計にしなくなります。
〜しなさいは学校の先生から言われているので、家でも言われてしまうと二重苦になってしまいます。
〜しなさいは出来るだけ減らしたい言葉ですね。
【小学校低学年までの声かけ】恐怖心よりも好奇心
小学校低学年は学習意欲形成には最も重要な時期です。
この時期は特に勉強って楽しいんだよ!という周囲の環境づくりが必要です。
特に〜しなさいというよりも、お母さんは勉強してこんな良い事があったよ!とか楽しく勉強している姿を演技でも良いので見せることも大切です。
決して勉強しなかったらダメな大人になるというような恐怖心を煽っては行けません。
この年代はまだ動物脳が優位ですので好き嫌いという単純な行動原理に基づきます。
【小学生〜中学生までの声かけ】自分の好きに目を向けよう!
思春期に差し掛かってくると自我が確立します。
つまり自分で考えるという事ができるようになってくるのです。
この時期の子どもさんに対する対応は「あなた何が好きなの?」です。
思春期は他者と比較する時期です。
特にできないところに目が行きがちですし、自分の内省のためにも何やってる時が楽しいの?とか何が好きなの?という問いかけが大切。
注意点は何事も言い過ぎは禁物です!
あとは出来たことはきちんと褒める!これは全年齢共通しています。
【高校生の声かけ】1人の大人になる準備
高校生になると基本的には声かけ不要です。
「なんかあったら相談しいや」ぐらいです。
特にこの年代からは第3者の力が必要になってきます。
とはいえ最終的には親に相談が来るもの、来るべきに備えてグッと堪えておきましょう。
これがテンプレというわけではないですが、ぜひ参考にしてみてください^^
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