今日の数学問題#270
数学コラム
「将来サッカー選手になりたい!」
夢ややりたいことがあるのはほんとうに素晴らしい。
ましてや好きなことに全力に取り組めていること自体がほんとうに素晴らしい。
ただ、よくある「勉強が嫌い」
すごく気持ちはわかる。
わかるんだけどどうせやるなら勉強もサッカーのためにやりたいよね。
今日はサッカーを上手くなるためにどうやって数学を勉強すればいいのか?ブレインアクションの視点から解説していきます。
100マス計算でワーキングメモリの強化
ワーキングメモリとは超短期記憶のことです。
例えばお釣りを渡す時一時的にレジを見て数字を覚えお金を渡しますよね。
これがワーキングメモリです。
この能力が高まると、我慢強くなります。
実は脳には報酬系回路という、本能的行動を快感と感じることで行動の継続を図る種の保存のための神経があります。
つまり目の前においしいお肉があって15分我慢すれば、2つもらえるとします。
ワーキングメモリを鍛えると15分我慢し、2つの美味しいお肉を獲得できます。
つまり「すぐに結果が出ないこと」に打ち込めるようになるのです。
立体図形で空間認知能力の強化
体積や切断面の面積を求めたりする立体図形は、イメージ力と空間認知能力が必要になります。
サッカーでも同じようにフィールドの選手配置や相手との距離感全体的な広い視野が必要となりますので、立体図形に取り組めば学力と同時に鍛えることができます。
プロセスを学び、頭脳的なプレーを可能にする。
数学はプロセスを重視します。
全てにはルールや流れがあり段階を踏んだ解答を求められます。
サッカーでも相手に勝つには段階的なアプローチやデータ分析が必要になり、思考のプロセスを数学で強化することができます。
そもそもプロは常にサッカーの事を考えている
私もトップアスリートに関わらせていただく事もありリアルな声を聞いているのですが、やっぱりすごいなと感じるのは彼らはサッカーに熱中しているということ。
中には四六時中サッカーのことばかり考えている人もいます。
みんなと同じ練習量+αが欲しい方はぜひ勉強もサッカーに結びつけて取り組んでいかれるといいのかなと思います。
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