今日の数学問題#195
今日の数学コラム
勉強が出来る生徒とできない生徒何が違うのだろう?
当時ベンチャー学習塾に勤めていた僕は自問自答を繰り返していました。
ここでの勉強が出来るはシンプルに成績が高いとか偏差値が高いという事にしましょう。
今塾講師のアルバイトをされている学生さん達の中にも同じような疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?
今日は僕が長年教育業界に身をおく中で気づいた勉強が出来る生徒の共通点をお話ししたいと思います。
自分で納得しているか?
世の中にはいろんな勉強法がありますよね。
塾へ通った場合にはいろんな先生がいらっしゃいますので、アドバイスを求めればさまざまなアドバイスを頂けますが、「本人に合っているか?」は別問題です。
仮に東大生に勉強法を聞きそのままやったとしてもうまくいくことは少ないでしょう。
成績が高い水準で安定している生徒は自分の合ったやり方を見つけ出している可能性が非常に高いです。そして、それを継続しています。
100%まで狙わない
100%なんて人間できるわけがありません。
テストでいい点数を取るためには100%を狙っては行けません。
ただでさえ主要5教科に加え副教科もあり、全てを網羅することは不可能な量です。
ですので90%ぐらいの理解度で進めていくといいのです。
そうすると残りの10%が応用力を育てていきます。
失敗経験がある
彼らには必ずと言っていいほど上手くいかなかった経験があります。
もちろん勉強に限らずですが、一番大事なことは相当数チャレンジしたと言う事実です。
チャレンジしたから失敗経験があるのです。
彼らは楽をして成績が上がったわけではなくてしっかりと努力してチャレンジして失敗して経験を積んで成績を上げていっています。
自分からやっている
ここが一番大きいと思います。
良く目的意識を持て!とか将来のために!とか言うんですが、勉強する事がその子にとって良いことかはわかりません。指導者側もその視点が大切です。
成績が高い層と一括りにするとやらされている生徒もいますが好成績を維持できていると仮定すると自発的に取り組んでいる生徒の方が圧倒的に多いです。
必要なのは妥協です。
「勉強はあんまり好きじゃないけど成績取っといた方が学校選べるじゃん♪」とか
「まあ、勉強嫌いではないから推薦でいくために成績取ろうか」とか
目的はどうであれ自発的に取り組んでいる生徒は多いです。
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