今日の問題#156
今日のコラム
「平凡の非凡」
中学の野球部を引退する時に監督から頂いた色紙にこう書かれていた。
意味としては、平凡なことを毎日平凡な気持ちで実行する事がすなわち非凡なのであるということらしい。
身長171cm体重54kg 完全に標準体型で足も遅いし、肩も弱い。
長距離を打てるわけでもなくいつもベンチで声出し。
「自分って才能ないのかな?」と打ちひしがれた過去もありましたが、本当にそうなのでしょうか?
最近良く才能について聞かれる事が多いのでちょっと僕が考える才能を書いてみました。
才能とは?
ある個人の素質や訓練によって発揮される物事を成し遂げる力
とあります。
この定義で大事なのは物事を成し遂げるの解釈だと僕は思います。
レギュラーになること、ホームランを打つ事、成績で90点を取る事。
それぞれがそれぞれの目標に向かって努力をしていると思いますが、いつしかそれが比較に変わっていきます。
「こんなに頑張っているのに結果が出ない」
何に対してでしょうか?
目標に届かなかったり、レギュラーから外されたり、
これはあくまで人との比較でしかありません。
不思議と頑張れば頑張るほど、他者との比較がついて回ってきます。
それでうまくいかないと自分が感じた時「才能なし」のレッテルが貼られてしまうのではないかと思うのです。
結局才能の有無はレッテル以外の何者でもありません。
よく、生徒にすごいな!めっちゃ才能やな!という事があるのですが本人は納得しない事が多いです。結局そこが才能発揮を邪魔している「思い込み」なんですね。
才能はすでに発揮されています。
たまたまそのフィールドでは発揮できていないだけ。
ではどうやって見つけたら良いのか?
才能の見つけ方
人はマイナスの面には意識が行きやすいです。
なのでまず自分の嫌なところを列挙していくと良いと思います。
その上でそれを肯定的に無理やりひっくり返してください。
例えば、僕の場合
こだわりが強い→専門性が強い
敏感ですぐ疲れる→感じ取る能力が強い
マイナスに捉える事が多い→リスクマネジメントが得意
これを全て活かして今の仕事につながります。
正直僕がやっている仕事は他の人では真似できないと思います。
なので、才能がないと思ってしまう時は、もしかしたら才能を発揮しづらい状況を作ってしまっているのかもしれません。
才能の伸ばし方
基本的には邪魔をしない事です。
例えば上記から、僕はひたすら専門性を高める勉強をしました。
感じ取る能力をさらに強化するべく修行しました。
リスクマネジメントの研修やビジネスの勉強をしました。
自分の才能は自分でしか表現できません。
自分の能力をもっと磨くためにはどうしたら良いのか?
それを考えると良いと思います。
才能の成長の邪魔をしない。
否定せず肯定的に捉えて伸ばしていきましょう。
そうするとあなたにしかできない事が自然とできてきます。
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