今日の数学問題#150
今日の数学コラム
2019年より独立してからと言うもの徹底的に1人の子どもさんと向き合うことに徹してきてわかったことがあります。
それは個性や才能は簡単に潰れてしまうと言うこと。
不登校、発達障害の相談を始め学習面での相談や、才能開花の話など気づけば多種多様なご相談を受けてきた中で、
「うちの子○○が苦手なんです」
「○○が出来るようになったらいいんですけどね、、、」
「この子アホなんで!」
こういった会話を聞くことが非常に多いです。
その場合、お子さんと2人になった時に
「実はすごく嫌だった」
「どうせ僕は出来ないから」
とネガティブな捉え方をしている場合が非常に多いのです。
もちろんご両親は「なんとかしてあげたい」という強い愛情が故の事だと思います。
「子どもに幸せになってほしい」
ここを一緒に考えていきましょう。
才能ってそもそもなに?
才能と似ている言葉で個性という言葉があります。
才能は他者より秀でていること。
個性は他者との違いです。
つまり他者と違う部分をポジティブに捉えると才能になります。
ここで個性について考えてみます。
個性を伸ばすとか個性を増やす何て言葉をよく耳にしますが、個性は有る無しで考えるものなのでしょうか?
人は10人いれば10通りの考え方があり、見た目があります。
1人として同じ人はいません。
ですので、個性という考え方自体にそもそもの問題があるのだと思います。
みんな違うので比較しても
”似ている”だけであって
”同じ”ではないです
”違う”だけであって
“劣っている”訳ではないのです
ここをよく勘違いします。
どうやって才能を見つけるのか?
実はめちゃくちゃ簡単にできます!
それは”苦手なところを探すこと”
これが一番早いです。
人はどうしても苦手なところや出来ないところに意識がいきます。
いいところを探しましょう!なんてそんな簡単に出来るものではありません。
まずは、見つかりやすい出来ないところを探す。
探すというよりも自然に目に入ってきます。
そして、その出来ないところをプラスの表現に変えてみる。
例えば
飽き性→好奇心旺盛
周りが見えてない→没頭できる力がある
メンタルが弱い→共感力がある
などです。
あとはその特性を発揮できる環境を整えるだけです。
もしわからなければカウンセラーやコーチなど専門家を頼りましょう。
次に大切なのは見つけた才能の種を伸ばそうでは無くて気付かせる必要があります。
本人にできる限り具体的に伝えてみましょう。
繰り返し伝えると自覚が芽生えあとは勝手に伸びていきます。
才能は他者と異なるから才能
他者との違いが見つかったらそれは大チャンスなのです。
それこそあなたの才能だから。
子どもたちは実は気付いてるんです。
ですがそれを周りの環境が邪魔をしてはいけないと私は思います。
かつて私も自暴自棄になりましたが、今では共感力の高さからすぐ子どもたちと仲良くなってしまいます。
子どもの気持ちがわかるのです。
隠し事が苦手なので子どもにウソをつきません。
子どもはウソをすぐに見抜いてしまいます。
劣等感は今では大きな武器になっています。
どんな人でもそれが可能になるのです。
きっとうまくいく
それを合言葉に子どもを信じてみましょう。
そうすると一気に子どもの能力は開花します。
当学習塾が力を入れているのはこの部分。
数学理科の学習を通して彼ら彼女らの個性が発揮できる環境づくりに取り組んでいます。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!