今日の問題#050
今日のコラム
吉田輝星がナイスピッチングでしたね〜
140km代前半ながらキレのあるストレート投げてました^^
それにしてもすごい下半身、、、
パンパンです^^;
最近もっぱら#lovefightersになっている油谷です笑
Twitterのトレンドも最近ファイターズ関連の多いこと^^;
さすが新庄監督ですね〜
野村再生工場をコーチングの目線で見てみる
以前の記事で、「野村監督まじやべえ」という話をしてましたが今日はその解説をしていこうと思います。
コーチングのスキル面で大事なのは、相手の話している内容がどこの段階か?という事です。
例えば相手が「僕はみんなに嫌われてるんだ!」と相談してきたとします。
この場合ものすごく抽象的な段階で話をしているといえます。
「具体的に誰に嫌われているのですか?」
と言うとおそらく上がってくる名前は数名です。
みんなが何人のことなのか?
どの状況でそう感じたのか?
具体的にしてみると答えが見えてきます。
逆に、「僕はプロ野球選手にならないといけないんだ」の場合は具体的な段階にいるので。
「何のためにプロ野球選手になるのですか?」
と抽象的に考えるきっかけを与えます。
そうすると頭の中がバランス良くなってきて悩みの根幹に気づくことが出来るようになります。
これを心理学用語で「チャンク」と言います。
チャンクは塊という意味で、抽象的にする事をチャンクアップ、具体的にする質問をチャンクダウンと言います。
野村監督は伸び悩む豪速球投手にこう言いました。
「お前は何のために野球をやっとるんだ」
その投手の売りは豪速球のストレート。
力でねじ伏せ鳴り物入りでプロ野球に入り1年目から活躍していました。
今までのプライドや経験から自信のあったストレートがプロ相手には対策され攻略されてしまいます。その上で「もっと強い球を投げなければ」という使命感から具体的にしか物事を見れなくなってしまい悩んでいました。
野村監督のこの言葉は抽象度を高め、今の悩みを高い位置から見下ろす事で、別の手段を選手自身で見つけれるように手助けをしたとも言えます。
その結果「変化球、コントロール」という別の視点が生まれ、中継ぎで大活躍。
こういったことから「野村再生工場」とは、本当に素晴らしい表現だなと思います。
この考えって野球だけでなく会社などでも使えます。
例えば社長は抽象的に物事を見ます。専門家は具体的に物事を見ます。
ここから摩擦が起こるわけです。
よく言う歩みよるとは、社長は社員へ向けて具体的に考えて話し、社員は何のためにその作業をするのか?と抽象的に考える事だとも言えます。
ちなみにですが、抽象度を1〜2段階上げてから具体的に落とすと別の手段が見えてくる場合があります。これをラテラルチャンクと言います。
今回の野村監督のエピソードはまさにこのラテラルチャンクが起こったとも言えるでしょう。
今日はここまで!
京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けしました!
今日の解答#050
底辺が2倍、高さが同じなので面積も2倍になる。
つまり7×2=14cm^2が答えになる。