褒めすぎ注意! 褒めるがチャレンジの邪魔をする 今日の数学#132

今日の数学問題#132

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今日の数学コラム

褒めすぎると自己肯定感が下がるという話は先日のブログに書きました。

今日は褒める事がチャレンジ精神を退化させるというお話です。

「できた事を褒めましょう!」

これはとても大事な事ですし、僕も良く行なっています。

ただ、なぜ僕ができた事を褒める方と言うとできた事を自覚させるためです。

そうすると褒められたいためにできたを見せるようになります。

自己アピールは大切ですが、本来の目的と異なりますよね。

本来はできた事を自覚し自信をつける事が目的です。

出来た事だけを褒め続けるとどうなるのか?

それは、<挑戦しなくなります>

褒められたいと言う欲求(承認欲求)は誰もが持っているのですが、人は無意識に褒められるための行動を取っているものです。

例えば、人のために動いておせっかいだと言われ「あなたのためにやっているのに!」とついつい怒ってしまう事などがそれに当たります。

出来た事を意識させすぎると失敗をしなくなります。

つまり新しいチャレンジをして失敗をした時に褒めてもらえないので失敗する事を避け始めます。ここで褒めるのがいい事ですよと言われて褒め続けたとしても決して自己肯定感アップにはつながらず成功に対する依存度を高めることになってしまいます。

そんな時は

【挑戦したことを褒める】

を意識してみてください。

結果ももちろん大切ですが挑戦をしたことは評価に値すると思います。

フロー体験 喜びの現象学というチクセントミハイの著書があるのですが、それによれば最高の状態と言われるフロー状態に入るためには少し高い目標に挑戦すると言う条件があります。

自分が努力をしたら叶いそうな目標が一番、モチベーションが高くなり、そこへ向かっている時こそがまるで水の流れのように自然で一体感が生まれる。

ここから幸福が生まれてきます。

プロセスや挑戦を褒める人って確かにあまり出会ったことがありません。

このポイントは今の子ども達にはとても大切だと僕は思います。

以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

今日の数学 解答#132

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(-3)×(-3)であることに注意!
-3^2と区別をしっかりしておこう!

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