今日の問題#122
今日のコラム
先日はソフトバンクの東浜投手がノーヒットノーランを達成しました。
もう今年でロッテ佐々木投手に続き2人目^^;
ペースがおかしい、、
MLBでも大谷投手や菊池投手、ダルビッシュ投手の好投も続いているので一ファンとしてはすごく楽しみ。
今日は算数・数学の学び方のお話。
小学校、中学校の義務教育機関で学ぶ基礎科目は全て将来に役に立つと僕は考えている。
練りに練られたカリキュラムや、時代に合わせた学習指導要領の改訂、内容に関しては賛否両論あるんだけど、個人的には好印象がある。
よく小学算数の単位でdLが「日常生活で使わないよね?」話題になるが、文部科学省曰く、「状況に応じて使い分けができるように」とのこと。
ここで大事なのは日常生活で使われているものは誰かが考えたものだと言うこと。
誰かが何かをヒントに発想をし、作った法則や定理が今の時代を作っている。
つまり、使わないからやる意味が無いではなくて、使い道は自分で考えるものという事だ。
必要ないからやらないんだったら僕はそれでもいいと思う。実際dL使えなくても困るかと言われればそんなに困らないと思うし。
だけどやらなかったとしてもdLの存在は知っているわけなので、あ〜なんかそんなのあったな〜と知っているという事が大事な事なんです。
あくまで基礎教養は社会で活躍するための萌芽でしかない。
それを木にするのはその人次第だ。
だからこそ必要ないからやらなくていいでは無くて、とりあえずやっておくのも必要な事なんだ。
その上で今習っている数学がどんな事に使われているのかを調べてみると良い。
数学は哲学なのでなぜその定理ができたのか?という考え方だけでも知っておくと将来役に立つ。
例えば、数直線の考え方も右に行けば大きくなると“する”(定義する)と左に行くほど小さくなる。これは一方が決まると逆の定義が出来上がるという意味だ。
コインの1方向を表だと定義したからもう一方が裏になる。
これがセットで生まれてくる。
自然数→整数→有理数→無理数→実数→虚数
の順に解釈が広がるのも面白い。
実数の範囲では3>2のように大小を定義できたが、4+3i 3-2i のように複素数は大小という考えが存在しない。このように拡大解釈をすると見方が変わるものもある。
これが数学が哲学だと言われる所以だ。
将来大切な数学の考え方は柔軟な発想を持って数学を数学として見ず哲学として見てみる事だと僕は考える。
(もちろん生徒にはこんな難しい事言ってません笑 おもしろおかしく好奇心を刺激するような授業を行なっています^^;)
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!