今日の問題#055
今日のコラム
哲学的思考が野球を上手くする
大谷翔平選手への朗報が出ましたね!
MLBで極端シフト禁止。
MLB見てると内野が5人になったり、極端にひっぱり方向へ守備が偏ったりと守備位置での戦略がよく見られる。
日本ではあまり見ないが、MLBでは結構ある。
その例が大谷シフトでショートがセカンドベースまで寄り、ライト方向に人員を固めるシフトを敷いていた。
野球ファンとしてはちょっと寂しい気もするが、、、
そんな大谷選手の逸話と言えば花巻東高校時代の目標設定方法にあります。
曼荼羅(まんだら)チャート
自分自身の目標を達成するためにどうしたらいいか?をカテゴリごとに分析をして、具体的な行動に落とし込んでいく表なのですが、コレを高校生でやると言うあたり本当にすごい。僕なんか社会人になってからやったけどめちゃくちゃ難しいし、出てこない。
今日は曼荼羅チャートの使い方と、その効果について書いていきます。
大谷選手が実際に書いたチャートはこちら
曼荼羅チャートは中央部分に達成したい目標を書き、その周辺8マスに目標を達成するために必要な要素を書く。
そして、その各要素を周囲の数字に対応するマスに書いていき、各要素を達成するために必要な行動を8つ書いていく。
例えば:叶えたい目標に○○大学へ合格すると書くとする。
そのために必要な要素を(1.数学の偏差値を60にする、2.生活習慣の改善など)8つ書いていく、1.数学の偏差値を60にするを対応する表に書き写し、これを達成するための要素を書いていく(1次関数の応用問題を解くなど)と言うように、細かく分析をしていくと、明確に行動パターンが得られます。
曼荼羅チャートの1番の効果は自分自身を俯瞰できると言う事です。
人はコインのように裏と面があります。
自分自身の中に嫌いな部分と好きな部分があります。
でも人は嫌いな部分を見たがりません。僕もそうでしたが自分自身と向き合う事はとてもエネルギーを使います。就職活動の時に自己分析を良くして何がしたいかわからないと悩む学生が多い理由も頷けます。
ただ、この曼荼羅チャートはそれも含めて俯瞰できるので、冷静に現状を判断できます。
就活生だけでなく学生にもオススメです。
ただし!「難しい」です笑
でも安心してください慣れます!
繰り返しやっていると20分もあれば全部かけます。
曼荼羅チャートに正解も不正解もありませんので答え合わせをしない事。
自分でやってみて感じるだけで全然OKなのです!
大谷翔平選手が1流と言われる理由はこんなところにもあるんです^^
以上!
京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!