コーチとティーチのお話 プロ野球のコーチも学校の先生もすごいんやで 今日の数学 #048

今日の問題#048

図形の円周角は何度?の画像

今日のコラム

え?!まじで?!
ブライス・ハーパー?!と朝から驚き散らしている油谷です。

SNSでのラブコールって面白いですね^^
日本プロ野球って海外で活躍をした後の選手が来る事やメジャー前の選手くる事が多いので、このパターンは珍しい。

昨季のMVPが日本に来るかもしれない。

コーチとティーチのお話

僕自身、元々心理学を勉強していてその時にコーチングは一通り勉強しました。

学校に入って学童野球をサポートしている事もあり、使える機会も多いのですが、現場では謎のコーチングがされている事も多い。実際、教え方という部分で質問される事が最も多いのが現状。

そもそもそれを聞く事自体が実はコーチングと異なる。
コーチの語源はコチという街の名前に由来している。

コチは馬車造りが盛んなハンガリーの町の名前で、コーチの意味は「馬車=本人が望む目的地に送り届ける」という意味がある。

なので、大前提として本人が望んでいなければコーチはできないという事が言える。
つまり教えるのではなくてお手伝いをするという事です。

次にコーチの対義語はティーチになる

つまり、コーチの反対が教えるという事。
なので「どう教えたらいいか?」はティーチングの話であってコーチングの話ではない。

コーチングの講座や本を読んでいると「導く」という表現が書かれている事があるが個人的には違和感しかない。
導くというのはコーチありきの考えになる。本来その人は自分で切り開く力を持っているし、能力もあるので、コーチがいなくても成長できるし、成功もできるのである。

それをコーチが知っておかないといつまでもコーチが主体になる。
主体はクライアントになければいけない。

結果を出すにはコーチとティーチの組み合わせ

こういう話をするとじゃあティーチはだめだとかってイメージされるかもわかりませんが、コインに裏表があって初めてコインとして使えるように、どっちも必要。
どちらが欠けても、効果は出ない。

コーチングがめちゃくちゃ流行った時期があったんだけどあれは、コーチングというスキルが素晴らしいというよりも、今までの日本のティーチング(教える)という文化の逆の文化が入ってきたためとても効果が出たのだと感じる。

何度かティーチングを悪とし、コーチングしかやってないスクールを見学したが全くもって効果を発揮できていなかった。

空のコップをイメージしてみよう!

空のコップに水を注ぐのがティーチング(教える)という事。

水の入っているコップに意識を向け、水の色や味、成分、コップの形など観察し、「あ!コップに美味しい軟水入ってるわ!」などと気づくのがコーチングだと思えば、わかりやすいと思う。

つまりコップに水が入っていなければそもそもコーチング自体出来ないという事になる。

知識や知識の使い方を教えて(ティーチング)、自分が今までやってきた素晴らしい経験に気づく(コーチング)これを意識する事がとても大事なんです。

プロ野球の世界にも名将と呼ばれる監督や、名コーチはこの2つを体感的に理解されています。これすごいなと思ったのが野村克也氏でした。初め学生のときに本を読んだときは、おーすげーなぐらいの感想だったんですが、しっかりと勉強してもう一度本を読んでみたら、すごさが100倍増しました笑

またそのお話は今度書きます笑

今日は以上です!

最後までご覧いただきありがとうございました!
京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!

今日の解答#048

図形の円周角は何度?の画像

円の中心を通る線(直径)の場合、中心角は180°なので、
180°÷2=90°が答えになる。

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