京の算数学問題#849
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
子どもとの関わり方について、日々多くのご相談をいただいております。
特に「家で勉強をしない」という悩みを抱える保護者の方は多いです。
ですが、ご安心ください。
関わり方を少し工夫するだけで、驚くほどの変化が見られます。
私が関わっている生徒の中には、自宅学習を始めている子も増えてきています。
今日は、私自身がどのように子どもたちと関わっているのか、5つのポイントをお話しします。
1. 勉強しなさいとは言わない
「勉強しなさい!」と言われて、子どもが進んで勉強することは少ないです。
大抵の場合、子どもは「やらなきゃしょうがない」という気持ちで嫌々取り組むことが多いです。
しかし、本来の知的好奇心は内側から湧き出てくるものです。
大人になったときにどんな役立ち方があるのか、自分で発見していくことが大切です。
心理学的にも、やらなければならないと強制されると、やる気は下がってしまいます。
したがって、私は基本的に「勉強しなさい」とは言いません。
2. 結果よりもプロセスを褒める
テストの点数が上がった時、結果を誉めがちですが、それ以上にプロセスに目を向けることが重要です。
例えば、「以前より集中できるようになったね、努力して良かったね!」と、努力の過程を認めるようにしています。
これにより、子どもは自分の成長に気づきやすくなり、自信を持つようになります。
3. 成長ポイントを見つける
プロセスを褒めることで、子どもが自分の成長を実感できるようになります。
過去の自分と比較して、どれだけ進歩したかを理解すると、成功体験を積むことができ、自信が生まれます。
その結果、勉強が嫌いだった生徒も「勉強が面白い」と感じるようになってきます。
4. 子どもに任せる
私は子どもに責任を持たせ、自分で考える力を養います。
宿題を忘れてしまった場合でも、私は怒ることはありません。
なぜなら、勉強は子ども自身のために行うものであり、私が困るわけではないからです。
宿題をやってこなくても怒らず、子ども自身がどう感じるかに委ねます。
これにより、自己責任の感覚が芽生え、自発的に取り組むようになります。
実際に、以前は宿題をやらなかった生徒が、このアプローチで100%提出するようになったこともあります。
5. 子どもを信頼する
最後に、子どもを信頼することが最も大切です。
厳しいことを言ったり、一緒に笑ったりできるのは、子どもを心から信頼しているからです。ミスをしたときは私も素直に謝ります。
大人も子どもも、一人の人間として尊重し、信頼することで、子どもは心を開き、成長していくのです。
信頼こそが、子どもとの関係を築く上での鍵です。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!