京の算数学問題#756
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
高校受験に対する制度改革は時代とともに多様性が重視され大きく変化してきました。平成から令和に移行する中で、大学受験総合型選抜が充実したりと、私たちの学生の頃とは大きな違いが生まれています。つまり私たちの常識が通用しなくなってきているのです。今日のブログでは、令和時代の高校受験が平成時代とどう違うのか?を詳しく見ていきます。
受験制度の多様化
平成時代の受験制度
ここは令和と変わりませんが、筆記試験と内申点は重視されています。
京都はバス停方式と呼ばれる地域によって受けるべき高校が公立の場合は決まっていました。基本は一発勝負ですのでその1回に向けて必死になって勉強をしていた事を覚えています。
言って終えば選択肢が増えてきたもののまだ平成時代の受験は選択肢が少なく、例外があまりありませんでした。
令和時代の受験制度
令和時代に入っても高校受験の制度は大抵平成と同じです。
内申点と本番の点数が重要視されほとんどがそれで決まります。
ただ、京都に至っては公立は前期入試、中期入試と2段階に分かれたことからチャンスは増えましたし、推薦枠も拡充されています。
また、最も変化したのは大学受験だと言えます。
総合型選抜制度(旧AO入試)が充実し、令和4年では推薦型の入試が50%を超える事態となりました。
それゆえ高校受験は中学1年生の早い段階からオープンキャンパスや将来を見据えた動きが活発になり、多様化がゆえの「決められない」という悩みも生まれています。
驚きの令和の入試常識
受験においてまず必要なのは志望校を決める事ですが、平成に比べ令和は特に入試制度の多様化と大学附属高校の増加、通信制高校の増加により、選択肢がかなり増えています。
それゆえ自分が何がしたいのか?がわからないと決めきれないのです。
偏差値の上を目指して勉強しようという平成の受験マインドから、自分にとって合っている学校はどこか?という選択理由が平成と令和の大きな変化です。
自分に合っている大学を探す方法
では実際今の時代どうやって自分に合っている大学を探すのでしょうか?
正直この点に関しては結果論です。
実際に行ってみると合っている部分と合っていない部分があり、合っていない部分をどれだけ妥協できるか?ということが大切です。
志望校の候補が上がってきた段階でかならずオープンキャンパスには行くようにしてください。
比較検討をすることで、実際に入学した後に隣の畑がよく見える現象を和らげることができます。
この部分は思っていたのと違うけれど自分で選択したという自信が生まれるからです。
SNSが発達している時代だからこそリアルを大切に必ず実際に足を運び比較をしてみてください。それが自分に合っている大学を探す方法です。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!