京の算数学問題#699
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「数学が嫌いです、、」
「数学は嫌いじゃないけど苦手です」
数学という科目は特に嫌いな生徒が多い科目でもあります。
今日のブログはそもそもどこで数学が嫌いになるのか?という事について書いています。
生徒に聞いたなぜ数学が嫌いになるのか?
生徒の中には数学が大嫌いという生徒もいます。
そんな時なんで嫌いになったのか?と聞いてみると、多くは「おもしろくない!」と答えます。
数学は積み上げ科目で一度どこかでつまづいてしまうと「先生が何を言っているかわからない」状態となり当然意味がわからないのですから「おもしろくない」になってしまうようです。
数学の指摘が細かい!
また、授業をしていて生徒がよく言うのは、「そんな細かい事いいじゃん!」というもの。
例えば、2乗して4になる数は?という問題に2!と答えました。
ですがこの答えは間違いです。2乗して4になるのは+2と-2です。
数学の価値観からすればこの-2と+2は大きな違いがあります。
ただ答えた生徒からすれば+2も-2も同じ2じゃないかという理屈なのです。
数学はこの細かい指摘が大切なのですが、数学嫌いからすれば「そんな細かい事を言われるとイライラする!」という感情になってしまうようなのです。
数学の全てを理解しようとすると嫌いになる
数学は哲学的な考え方を必要とする科目です。
なぜそうなるのか?という論理的な考えをするには、そもそもの概念や考え方を知っておく必要があります。
ただ、全ての概念が理解できるわけではありません。
そう言うものだと一旦スルーしてしまうのも数学を理解する上では必要なのです。
例えば、なんで(-1)×(-1)=+1なの?と思っても確かに証明はできますが中学生の段階で証明できる学生はほとんどいないと思います。
とりあえず−同士のかけ算は+だと覚えてしまう方がいいのです。
このもやもやも数学を嫌いにしてしまう1つの要素だと感じています。
数学は難しいが面白い
私個人は数学は難しいが面白いと感じています。
ですが、その魅力を生徒に語る事はできても納得ができるか?と言われればそれは生徒次第です。
ただ、数学嫌いとは言えやらないわけにはいきません。
数学嫌い克服のとっかかりとして「まず塾に来てやってみる」事から始めるようにしています。そのためにコミュニケーションを大切にし、塾に数学を学びにくるというハードルを塾に行くのが楽しいからくるというレベルにまで下げています。
その上で少しずつ数学に慣れていってもらいます。
実際に本当に数学が嫌いだった生徒も少しずつ数学に慣れてきて、数学がちょっと面白いかもと言うようにもなってきています。
大事なのは好きにさせない事。
好きになるのは自然発生なので、ひとりでに好きになるものなのです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!