京の算数学問題#694
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「単位を書くのが面倒くさい!」
「答えあっているのにいいじゃん!」
小学生の授業をしていると頻繁に突っ込まれてしまうこの単位めんどくさい問題^^;
今日はそんな単位についてのお話です。
「単位ぐらい、いいじゃない」はいいの?
「テストで単位を書いていないからバツをされた!」
確かに答えがあっていればいいように思いますし、子どもの納得のいかない表情を見ていると同情したくなる気持ちはすごくわかります。
ただ、学校の先生が単位まで細かく見るには理由があるのです。
単位は算数の理解にとってとても大事な要素です。
算数の単位は何を表している?
単位とはあるものの量をはかるための基準を意味します。
例えば、cmであれば長さを表していると言う事がわかります。
つまり算数においては計算の際、数字を用いますが、その数字が何を意味しているのか?は単位によってわかるのです。
「単位めんどくさい!」と書かない生徒ほど文章題において3つ以上数字が出てくると、必ずと言っていいほどミスをします。
中学数学になれば尚更方程式の利用でつまづきます。
小学生の単元テストのように掛け算の範囲だから掛ければいいが通用しなくなるからです。
単位を理解する事が算数には大切
算数の理解には単位が何か?を意識する事が大切です。
例えば時速60kmとは1時間あたり60km走る事ができる事を意味します。
逆に1kmあたりだと1÷60≒0.02時間かかると言う事がわかります。
この数字が何を表しているのか?という考え方は算数の基礎でもあり、中学以降の数学にも非常に重要です。
算数の基礎固めは単位から!
単位をきちんと書くことは算数の基礎がためにつながります。
確かに答えがあっているからいいのではないか?と思う部分はあるのですが、それだけ算数には、単位が大事なのだと言う意味にも捉えられます。
必要だから言ってくれているという事を子どもたちにも伝えたいですね^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!