京の算数学問題#652
アイデア数理塾はこちら
算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
「国語はできるけど算数は出来ない」「社会は覚えられるのになんでだろう、、、」子どもたちの悩みを聞いていると学力でのつまづきは単なる勉強量の問題以外にもたくさんの要因が重なっている可能性があります。今日はその中でも見落としがちな「思い込み」に関する問題についてお話ししていきます。
「〇〇が苦手ね〜」が生むゴーレム効果
ゴーレム効果というのは「人は他者から期待をされなければ成績やパフォーマンスが下がってしまう」という心理効果です。
よくあるのですが面談時にもうちの子「○○が苦手なので、、」というお話をよく耳にします。
ですが実はこの面談でのワードは子どもの苦手意識を余計に高めてしまう言葉でもあります。
ある意味子どもはすごく素直で「あなたはお父さんに似て算数が得意だね!」という母の一言がきっかけで算数が本当に得意になったりするものです。
逆に言えばほんの些細な言葉が思い込みによる苦手を作っている可能性もあるのです。
興味があることはできるワケ
人は興味がある事には集中できます。
これは脳科学的にもアドレナリンが分泌される事により集中力が増すというものですが、苦手なことや好きではない事にはアドレナリンの分泌量が抑制されますので集中もできなければ学習効率も下がります。
そこで無理やり気合を入れようものならもうシャットダウンです。
大切なのはその子の興味を引き出す事です。その上で「やったらできるんだ」という実感を持つ事ができれば暗い苦手な思い込みというトンネルから抜け出すきっかけになります。
成績不振は問題が複合している
今回は心因性のお話ですが、大抵の場合成績不振と呼ばれる状態は心因性だけでなく、目の動きや脳の発達の問題などさまざまな問題が混同しています。
大切なのはその子に合った勉強法とペースです。
一見こんなやり方甘えなのではないか?と思われる場合もありますが、とは言え相手はまだ成長段階のお子さんなのです。
その子のペースはその子にもわかりません。
試行錯誤しながら自分に合ったものを見つけていきましょう。
当塾ではその子に合った勉強法やペースを見つけることからサポートしております。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!