京の算数学問題#624
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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で塾を運営しております。油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
すごろくなどの遊びや展開図など立体図形の単元で大活躍のサイコロですが当たり前のように使っているサイコロにも様々な疑問が生まれてきます。
今日はそんな疑問をまとめてみました!
どれだけ知っているかな??
1番出やすいのは五の目!?
中学で習う確率の問題では「同様に確からしい」という表現があります。
これはサイコロでいうと全ての目が出る確率は等しいという意味です。
サイコロの出る目は等しいということは小学生でも知っていますが実際は違います。
サイコロは各面が彫られています。
その彫られる量は各面が異なっていて、2が最も少なく、5が最も多く削られています。
言い換えると2の面が最も重く、5の面が最も軽いと言えますので、2と5は向かい合った面にあり転がすと重い2の面は下に軽い5の面は上にいきやすくなります。
とは言え、わずかな差なので理論上で言えば五の目が最も出やすいと言えます。
サイコロにも性別がある!?
サイコロはオスサイコロとメスサイコロがあります。
見分け方は1・2・3の面が集まる頂点を正面に置き、
1→2→3の順番に見た時に時計回りになるのがオスサイコロで反時計回りになるのがメスサイコロです。
とはいえほとんどのサイコロはメスサイコロになっています。
サイコロの一の目はなぜ赤色なの?
一説によると日本にサイコロが入ってきて1926年に和歌山県の製造業者が天を示す一の目を赤く塗ったことから始まったとのことです。
他社との差別化のために作られた赤い目は日本のサイコロの象徴になっています。
ちなみに海外のサイコロは大抵黒です。
サイコロを漢字で書くと?
「賽子」や「骰子」と書きます。
そもそもサイコロってなんで生まれたの?
サイコロの発祥はエジプト文明やインド文明で発明されたと言われています。
この頃にはすでに対面を足せば7という現行のサイコロと同じ仕組みができていました。
古代ギリシャに伝わった頃にはすでに娯楽の1つとして使われていたとのこと。
当時使われていた双六は今のようなものではなくバックギャモンのような陣取りゲームであったといいます。
このように身近なものを調べてみるといろんなことがわかって面白いですよね!
調べるの大切^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けいたしました!
算数好きあつまれ〜!