今日の数学問題#315
数学コラム
学習塾が全国に何件あるか?ご存知でしょうか?
全国の学習塾は約55,000軒にも及ぶそうです。
学習塾は比較的簡単にスタートができる業種でもあり、子ども達の成長に密に関われることから起業ニーズも高く今でも成長を続けている業界でもあります。
僕が学生の頃はまだ学習塾=集団でバリバリ進学校へ向けて勉強するところというイメージが強かったですが個別指導塾が普及してから塾のイメージが一新されました。
近年ではコロナ禍におけるオンライン指導の需要が高まり、オンライン専門の学習塾も増えてきました。
そんな数ある学習塾の中からお子様にあった学習塾をどうやって選んだらいいのでしょうか?
今日は塾業界のリアルも含めてお話をしていきます。
学習塾の種類ってどんなのがあるの?
集団指導
集団指導は学校のようなイメージです。
先生1人に対して生徒が20名程度で授業を行います。
また、少人数5〜10名程度のクラスも存在します。
先生はアルバイトではなくプロ講師を雇用している場合が多く、昔ながらの塾のスタイルです。
個別指導
生徒を両側に2人大学生の先生が1人という1対2の指導形式が主流です。
完全個別指導の1対1と個別指導1対2〜3のスタイルに大きくは分けられます。
講師は大学生が中心であることが多く、1人1人にあわせた進度で学習できます。
オンライン指導
コロナ禍において普及したのがこのスタイルです。
Zoomやskypeなどツールを用いた会話ができるタイプの指導と繰り返し何度でも授業のVTRを見ることができる映像授業があります。
個別がいいのか集団がいいのか?
お子様のタイプによるところなのですが、どちらもメリットはあります。
例えば集団ですと競争心理を掻き立てられますし、負けず嫌いな生徒はそちらの方が伸びるでしょう。また、担当講師が代わりづらく、プロ講師であるため先生とのマッチングが良ければかなり質の良い学習機会が得られるはずです。
個別指導は、1人1人に合わせた指導ができる点と講師が大学生であり生徒と年齢が近いため勉強以外の悩み相談もしやすくコミュニケーションをとることで安心して学習に取り組めます。
大手塾と個人塾のメリット、デメリット
大手塾は全国展開の性質上、全国のネットワークと知名度があります。
それゆえ、ITの導入や新サービスの開発、独自教材の開発などかなりのコンテンツが揃っています。ただ、教室長は地元密着型でないので他府県からの赴任を考えると情報がないまま就任するのでどうしても指導力や進路指導という点では地域密着型の個人塾に軍配が上がるでしょう。
個人塾は地域に根ざしている場合が多く、情報網がすごい。
それゆえ学校とのマッチングや先生の情報など普通は知り得ない情報を持っている場合が多いです。ただ、大手と比べると他府県の情報を得る手段がネットでしかないので県外の進学指導に関しては大手に軍配が上がることが多いです。
我が子に合うかどうか?1発でわかる方法
これは実際に見学に行くというのが1番です。
必ず見学や面談に行ってください。
教室の雰囲気や教室長と話をして直感的に感じるものがあるはずです。
その子どもの感性を大事にしましょう。
学習塾に入る目的を明確にしよう!
学習塾に入る大半の目的は成績を上げることだと思います。
ですがどの成績をどこまで上げたいのか?
また、成績を上げることでどうなりたいのか?
入れたらなんとかなる!ではなくて、
入ったらこんな風になれそう!の方が圧倒的に学習効果は上がります。
勉強は自分のためにするもの
僕も本気で勉強したのは社会人になってからです。
なので学生達の勉強に対するイメージや気持ちは十分わかっているつもりです。
でも本気で勉強できたのはいやいやながらも必死に受験にくらいついていったからですし、当時の塾の先生や学校の先生からいろんな人生の話を聞かせてもらったからだと思っています。
ぜひ学生の皆様^^
自分のために必要だと感じた時がチャンスです^^
自分のために勉強しましょう^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!