今日の数学問題#288
数学コラム
「ねえ、1日って何で24時間なの?」
ねえ!ねえ!ねえ!
毎日子どもたちと接していると気付かされる数々の疑問。
彼らの純粋な疑問は私たちに学ぶことの大切さを教えてくれます。
今日はそんな彼らから出た、疑問にお答えしていきたいと思います!
なぜ1日は24時間なの?
実は大事なのは12という数字です。
時間の概念がなかったはるか昔には人は月や天体の動きを元にカレンダーを作ったという事です。
例えば月の満ち欠けは約30日周期で元に戻りますのでここから30日という考えが生まれました。30日を1周期として変化する月が、12回繰り返すと約1年になります。
かつての時間の概念は12という基準があり、これがエジプト文明において昼と夜という2つの区切りに発展し12×2=24時間という概念が生まれました。
デシリットルっていらなくない?
たしかに大人になってから使わない笑
でも、使われているものがあるんです。
それは種子です。
どうやら湿度や温度によって重量が変わるため体積を元に料金を決めるからだそうです。
とはいえ種子だけのために学ぶのはどうなんだろうと思ったそこのあなた!
文科省は目的に応じて単位を使い分ける事ができるようにすると言う目的を明記しています。
ですのでこんなのいらんやん!よりもこれはこう使えるんじゃない?と言う方がよっぽど建設的です。
降水確率100%でも雨降らないことはあるの?
あります!
降水確率とは予報区内で同じような条件が100日あればそのうち何回雨が降るのか?と言う意味です。
つまり、降水確率60%の場合は、100日同じ条件の日に60回雨が降ったので傘は持って行った方がいいですよと言う意味になります。
では、降水確率100%とは、今までと同じように100日あれば100日雨が降ったと言う事になりますが、それはあくまで今までの統計結果なので降らない場合もあるのです。
そうなると次からは99%になりますね^^
どうでしたか?
子どもの疑問をベースに調べていると結構雑学が溜まっていきます^^
ぜひ気になったことはググってみましょう^^
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!