今日の問題#020
今日のコラム
数字を漢字で表そう!
「先生何か良い教え方ありませんか?」
ある方から問い合わせがありました。
・八千八百六十九を数字で書きましょう
・12590を漢字で書きましょう
この問題を子どもに教えるのに非常に苦労しているとのことでした。
確かに漢数字って馴染みないですよね^^;
使う機会もそんなにないですし、必要性を子どもに感じさせるのも難しいところです。
大人になって漢数字使う時ってご祝儀の封筒に書くとか冠婚葬祭行事や神事ごとによく使うぐらいの経験しかありません^^;
マナーとして知っておくべき内容ではありますが、果たして子どもにそれを言っても納得するのか、、、
そう言う「必要性を感じにくい単元」の場合は、ゲーム感覚にしたり、そもそもわかる!めっちゃ簡単じゃん!って感覚を身につけてもらう事を意識しています。
そもそも面白くないからやりたがらないわけですし、、、
脳科学的にみてもA10神経群というレッテル貼り神経がいるので、楽しい!やちょっとやってみようかな?と思わなければ定着力は格段に下がります。
教え方のコツその1「声に出して読む」
漢数字を数字に変換する場合、声に出して読むのが1番わかりやすいです。
例えば上記の場合だと、
八千八百六十九→はっせんはっぴゃくろくじゅうく(“く”を“きゅう”と読んでも良い)
これを数字に変換します。
8869となります。
難しいのが間に0が入る場合です。
一万八百六十一などの場合です。
この場合もとりあえず声に出して読んでみます。
一万八百六十一→いちまんはっぴゃくろくじゅういち
それでとりあえず書いてみます。
この時は間違っても良いです。
一発で書けなくても良いので、とにかく書いてみましょう。
「1861だ!」
じゃあ今度はこの書いた数字を声に出して読んでみましょう!
「せんはっぴゃくろくじゅういち」
違いますよね^^
こういう時は図を使います。
この図に数字を当てはめて読みながら解いていきます。
1の場合は、こうなります。
とりあえず0無しで書いてみるとこんな感じになります。
ここまで埋められたら、あとは空いているところに0を入れたら終わりです!
ね!わかりやすいでしょ^^
教え方のコツその2「数字を漢字にする場合」
この場合はコツ1で紹介した図を使うとよりわかりやすいです。
この表さえ使えばあとは簡単です。
上記の問題で解説すると
こうなります。
そして四角→単位の順に書いて行くと
一万二千五百九十一(空欄は飛ばして単位を読みます)
となります。
この単元苦手な生徒はこの“とりあえず書いてみる”が出来なかったりします。間違えたくないという思いからだと思います。ただ、大切なのは理科と同じ実験なんです。間違いや失敗は成功するために必要なプロセスなんですよ。
今日の解答#020
答えは2でした!
何パターンか実験してみてペアを探すか、
もしくは、
こんな感じで分解してみて組み合わせを考えると解きやすいです^^
ちなみにこれを素因数分解と言います。