今日の問題#140
今日のコラム
長さの単位って色々あるよね。
義務教育で学ぶ長さの範囲を超えて、例えばゴルフはヤードを使うし、テレビなんかはインチを使う。
いろんな単位を知って置くと文化がわかっておもしろい。
基本となるm(メートル)
義務教育で学ぶ長さと言えばこのm(メートル)です。
mを基準として、メートル法としたのが18世紀末のイギリスです。
世界で共通制度の単位を確立しようとのことで作られました。
ちなみにアメリカ、リベリア、ミャンマーはメートル法を採用していない。
ここも国家間の文化があって面白い。
ym<zm<am<fm<pm<nm<μm<mm<cm<dm<m<dam<hm<km<Mm<Gm<Tm<Pm<Em<Zm<Ym
聞いたこともない単位がたくさんなんだけどmをきちんと基準にしているよね。
ヤード、フィート
ヤードポンド法というアメリカを中心に使用されている単位のこと。
ゴルフ、アメリカンフットボールでは今でも使われている。
1ヤード=0.9144mと定義し、1ヤード=3フィートとする。
1フィート=12インチである。
また、1マイル=1760ヤードである。
300ヤード飛ばした!というのは274.32メートル飛ばしたということです。
またイギリスは以前はこの単位を使用していましたので、現在でも競馬はハロンやマイルという表現が使われています。
テレビはなぜインチ?
テレビの画面サイズは50型などと記載されていますよね?
この○○型は、画面の対角線の長さを表す数字で単位はインチになります。
テレビはアメリカから日本に入ってきたものなのでサイズ表記には、欧米の標準規格であるヤードポンド法を採用している部分があります。
ただ、日本ではメートル法なのでイメージがつきづらいですよね。
ですので○○型という、日本独自の表記法が今も残っているという訳です。
単位ってやっぱり面白い
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