今日の数学問題#139
今日の数学コラム
「強制するのはいけない事だ」
これはよく言われている事ですが、僕個人としては疑問が残ります。
僕って結構固定観念に苦しんでたんですよね。
特性的には、額面通りに言葉を受け取る人だったので、人とはこうあるべきだ!と生まれた時から教わってきてそうでなければいけない!と変わっていきました。
そんな僕にヒントをくださったのが東洋医学の先生。
鍼灸師さんでした。
東洋医学には病気という概念がなく気の流れで物事を捉えていきます。
考え方はコミュニティデザインにまで発展していくのですが、この当たり前に疑問を持つ事というヒントが今でも僕の大きな力になっています。
例えば世の中にある
「挨拶はしないといけない」何かもそうですが、本当に挨拶はしないといけないんでしょうか?
挨拶をしない生徒がいたら「挨拶をしなさい!」とかつては注意していましたがよくよく考えてみると「なんでしないといけないの?」が腑に落ちてないことに気づきました。
そうなると僕が挨拶をする理由って何だろう?
僕の場合は、自分の存在を相手に知らせるため、相手へのリスペクトのため、挨拶から会話に発展することが多いため、など色んなプラスの理由が出てきます。
逆に、恥ずかしいや嫌いな相手でもするのか?などマイナスな側面もありました。
この2つの視点から自分にとってプラスになると感じたのでやっているという事に気がつきました。
要するに、物事は正と負の2つの側面から成り立つという事です。
コインが表と裏でコインと認知される様に、必ず両方存在しています。
ですから、それを踏まえて僕は挨拶の大切さを伝える様にしています。
しっかりとその人毎の挨拶の定義を聞いてから提案する様にしています。
その上で挨拶をしない場合は別にいいと思うのです。
表題にもある様に
「強制するのはいけないことだ」と僕もこの業界自体は長いので言われます。
ですがここを額面通り捉えるのではなくて2つの側面から考えてみましょう。
ネガティブな側面は、嫌がる子を無理やり強制すると勉強が嫌いになる可能性がある、大人のエゴではないか?その子にあっているのか?わからないなどでしょう
ですが、ポジティブな側面からは、自分の限界を超えることができる事があると思います。
僕自身強制をされてきた方の人間でもありますが、そこで思うのは当時の自分の限界を超えることが出来たのはあの時強制されたおかげだなと思うからです。
もちろん、これは僕の意見ですが、この2つの側面から見て思うのは、客観的にみるとネガティブな要因が多いということで、そりゃあ強制だめだの風潮になるだろうと思います。まあもちろん、強制も度が過ぎてやると虐待になりますから絶対だめですけどね、たまにニュースとかでやってますが、やり過ぎはだめですよ。
ただ、絶対だめではなくて「自分に自信が付いてきた」という人であれば強制が限界を超えた成長を生む場合もあると思うのです。
だから、一律で強制はだめですよとはちょっと違うんじゃないかな〜と思ったりします。
哲学的ですが、物事の捉え方としては柔軟な感じがしていて、このフワッとした結論が僕は好きです。
以上!京都市中京区のアイデア数理塾 油谷がお届けいたしました!
今日の数学 解答#139
デシとは10分の1のこと。
つまりリットルの10分の1がdLなので、1dL=0.1Lのことを表します。
つまり、100mL=1dLになります。