今日の問題#014
四角に入る数字は何?!
今日のコラム
今日も昨日に引き続き学習に関しての内容です^^
一見効率よく学習してるように思えてもそれは非効率だったりします。
今日はそんなお話。
便利が学習効率を下げる?!
学習効率を下げる一つが「便利になりすぎているという事」だと私は感じています。
例えば英単語1つ調べるのもスマートフォンでサクッと調べられます。
明らかに辞書をひくよりも早く調べられます。
ただ、学習面での効率は紙の辞書の方が高いのです。
なぜかというと調べている最中に目に単語が入ってくるからです。
脳には海馬という器官があり、海馬は記憶力に関わりがあります。
海馬には特徴があって「生きるために必要なものは覚える」という特徴があります。
つまり、学習において一見作業効率化に見える便利ツールでの作業は生きるために必要なものと思う事を妨げているので逆に効率が下がります。
海馬が必要と判断するには「何回も同じことをやり続ける」ということが必要です。
大人になっても九九が言えるのは九九を習ってからずっと使い続けているからです。
もちろん便利ツールを批判しているわけではなくて、便利ツールは使い手によって便利にも不便にもなってしまいます。
上手く付き合っていきたいですね^^
定着率を上げる復習のやり方
この図をみなさんご存知でしょうか?
出典:アメリカ留学で英語力と豊かな人生を手に入れるブログより
簡単にいうと勉強した内容が脳から忘れ去られていく様子を表したグラフです。
脳は忘れるために出来ていますので、復習を入れてやらないといらないものと判断して定着はしません。
ただこの復習のやり方を知らない人は非常に多いのです。
復習に関してはもちろん量をこなす必要はあるのですが1工夫入れてやるだけで定着率が格段に上がります。
それは覚えた24時間後に10分程度復習すること。
例えば今日授業にやってここテストに出ますと言われた部分を翌日の朝にその範囲の教科書を10分程度読む。この1手間が大事です。
何も朝から長時間勉強しなさいとは言いませんし、むしろ休みの時間を作らないと効率は一気に下がります。休みの時間=脳が整理している時間なのです。パソコンで言うデフラグみたいな感じですね^^
効率的な学習の始め方
読書をする時みなさんはどのように読み始められますか?
私自身読書は苦手でしたが、今では月に10冊程度は読めるようになって来ました。
それは読み方を知ることが出来たからです。
一つの方法として目次を見て、あらすじを見て、まとめを見て全体をパラパラと読んで把握してから読み始めると言う方法があります。
これは実は教科書にも使えて、教科書をもらったタイミングで一旦目次を見て、単元をさらっと把握して全体をパラパラと見て見る。
それからゆっくりと教科書を読んでみる。
これが予習です。一旦頭の中に入れば次に授業に参加した時に、「あ〜なんか聞いたことあるな〜」という状態になれば一気に定着率や効率は上がります。
学習効率を上げるためには
・便利ツールとの付き合い方を考える
・習った24時間後に10分復習する
・教科書を一旦サッと読んでみる
この3つのポイントが大切です^^
今日の解答#014
出来たかな??
法則が見つかればすぐわかるんだけど、それが難しく面白い^^
明日もぜひチャレンジしてみてね!