京の算数学問題#1351

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算数学コラム
タブレット学習はとても便利ですよね。
すぐ答え合わせできるし、ゲーム感覚で進むし、学校でも家庭でも当たり前になってきました。
でも保護者からよく出るのがこれ。
- 「タブレットだと“分かった気”になる」
- 「その場ではできるのに、テストの点数がとれない」
- 「やっている感じはあるのに、力がついてる感じがしない」
タブレットで伸びるかどうかは、能力より使い方の違いです。
特に差が出るのは 「スクショで終わるか、思い出して使う復習に変えられるか」。
伸びる子・伸びない子の違い
伸びる子
- できた後に “自分の言葉”で1回まとめられる
- 翌日・数日後に見ないで解く(思い出す)ことができる
- 間違いを「原因」で分けて直せている
伸びにくい子
- スクショ/解説を見るだけで安心して終わる
- その場の正解率は高いのに、翌日には忘れる
- 間違い直しが「もう一回やる」だけでミスの原因が解消されていない
なぜタブレットだと“分かった気”が起きやすい?
よくある理由は5つです。
- ヒントがすぐ出る(すぐ見られる)
- 正解がすぐ出る(思い出す前に答えに触れる)
- 問題の流れが似ている(同じ型は解けるが、少し変わるとわからなくなる)
- ノートに残らない(考えの工程がわかりづらい)
- やり直しが“作業”になりやすい(なぜ間違えたか定着しない)
だから家庭でやるべきは、タブレットをやめることではなく、足りない部分をちょい足しすることです。
スクショで終わらせない復習「3ステップ」
これだけで十分変わります。
ステップ1:スクショOK。ただし「1行メモ」を必ず付ける
スクショ自体は悪くないです。
問題は“保存=学習”になってしまうこと。
ルール:スクショの下に、自分の言葉で1行だけ
- 「今日は10を作ると速い」
- 「“何を求める?”を先に決める」
- 「単位(cm/m)を最後に確認」
などポイントを書きます。
たった1行で、“分かった気”が“理解”になります。
ステップ2:翌日に「見ないで1問」だけ解く
タブレット学習に足りないのは 思い出す練習。
ルール:翌日、スクショを見ずに 同じ問題を1問解いてみる
- 昨日のミス問題
- もしくは似た問題を1問
“1問だけ”でOK。
これがテストに直結します。
ステップ3:間違いを「種類」で分けて、直しを1回で終える
間違い直しが長いと続きません。
短くします。
間違い直し3点セット
- ミスの種類:写しミス/条件/計算/単位/式
- 次に見る場所:条件に線、単位に丸、10を作る…
- 同じ型を もう1問だけ
これで同じミスが減ります。
家庭でおすすめな「タブレット学習」のルーティン
低学年でも回る現実プランです。
- ① タブレット 6分(新しい練習)
- ② 1行メモ 1分(今日の気づき)
- ③ 見ないで1問 2分(昨日の復習)
- ④ 間違い直し 1分(原因だけ書く)
これで“やった感”ではなく“頭に残る学習”になります。
よくあるNG(伸びない使い方)
- スクショが増えるだけで見返さない
- 間違い直しが「解説を読む」で終わる
- 早さ・正答率だけを褒める(考え方が育ちにくい)
- タブレットの時間が長すぎて疲れる(集中が落ちる)
タブレットは武器になる。ポイントは“思い出す復習”
- スクショはOK。でも 1行メモを付ける
- 翌日に 見ないで1問がテストに効く
- 間違いは 種類分け→同型1問で短く直す
- 「時間」より「型」で伸ばす
京の算数学 解答#1351




