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京の算数学問題#1289

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算数学コラム
算数の授業中、子どもからこんな声が出ることがあります。
「なんでそうなるん?」
「それ、おかしくない?」
「意味わからん…」
大人はつい、
「そういうもんやから」
「今は覚えて」
と言ってしまいがちですが、めちゃくちゃ健全な反応です。
算数は、ちゃんと考えるほどツッコミどころが多い教科なんです。
今日は、そんな「算数の不思議」「ツッコミたくなるポイント」を楽しく見ていきましょう。
①0で割ったらダメって、どういうこと?
算数界の定番ツッコミ。
「0で割ったら、なんであかんの?」
これ、大人でも説明に詰まります。
子どもの本音は、
- なんで?
- ルール?
- 誰が決めたん?
正直、めちゃくちゃ良い質問です。
ここで大事なのは、
「ダメだからダメ」で終わらせないこと。
「分けられないから」
「0で割ろうとすると計算がおかしくなるから」
そんな話をするだけで、算数は一気に“考える教科”になります。
②マイナス×マイナスがプラスになる不思議
これも必ず出ます。
「なんでマイナス同士かけたらプラスなん?」
気持ち、めちゃくちゃ分かります。
これも「そういう決まりやから」で片付けたいところですが、
でも実はこれ、
“そうならないと困る”からなんです。
ルールにはちゃんと理由がある。
そこに気づくと、算数は暗記じゃなくなります。
③文章題、情報多すぎ問題
算数の文章題って、冷静に読むとツッコミどころ満載です。
太郎くんは時速◯kmで…
花子さんは先に出発して…
- 人の名前いらんくない?
- その設定、必要?
- 情報多すぎ!
でもこれ、必要な情報といらない情報を見分ける練習。
算数は、意地悪してるわけじゃなく「考える力」を試しています。
④図形問題、なんでそこに線引くん?
図形問題でよくあるのが、
「なんでそこに線引いたん?」
これも立派なツッコミです
- なんでその補助線?
- どこから思いついたん?
実は、図形が得意な子ほど
「ここ怪しいな」とツッコミながら見ています。
直感+疑問、これが図形力です。
⑤「同じ答えなのに×」問題
これもモヤっとします。
「答え合ってるのに×なんやけど!」
- 式が違う
- 単位を書いてない
- 途中式がない
でもこれは、
「考えた道筋」も大事だよというメッセージ。
算数は結果だけの勝負じゃない、珍しい教科なんです。
⑥ツッコミが出る子ほど、伸びやすい
ここが一番伝えたいところ。
算数にツッコミを入れる子は、
- 考えている
- 納得したい
- 受け身じゃない
つまり、
算数とちゃんと向き合っている
状態です。
「文句が多い」ではなく、
「思考をしている」。
ここをつぶしてしまうと、算数は一気につまらなくなります。
⑦大人にできる最高の対応
子どもがツッコんできたら、ぜひこう返してみてください。
- 「確かに変やな(笑)」
- 「それ、いいとこ気づいたな」
- 「じゃあ一緒に考えてみよか」
正解を教えなくても大丈夫。
一緒にツッコむ姿勢が、算数を好きにします。
最後に
算数は、静かに答えを出す教科じゃありません。
本当は、
- 疑って
- ツッコんで
- 考えて
- 納得する
そんな、めちゃくちゃ人間くさい教科です。
「なんで?」が出る子は、算数の入り口に立っています。
そのツッコミ、ぜひ大事にしてあげてください。
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授業中に、
- 「それ変じゃない?」
- 「他のやり方ない?」
- 「納得いかん!」
そんな声が出るのは大歓迎。
ツッコミは、考え始めたサイン。
算数を「考えていい教科」にすることを何より大切にしています。
京の算数学 解答#1289




