京の算数学問題#1049

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で学習塾「アイデア数理塾」を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
「どうすれば数学の成績が上がるのか?」
「子どもが数学を苦手だと言っているけれど、どうすれば改善できる?」
そんな保護者や中学生の悩みにお応えすべく、今回は数学の成績が上がる子の共通点について、私のこれまでの指導経験をもとに詳しく解説していきます。
成績が上がる子に共通するのは「正しい努力」
まず大前提として、成績が上がる=努力が結果に結びつく状態です。
つまり、本人の頑張りが不可欠。ただし、やみくもに努力するだけでは効果が出ません。
大切なのは「正しい方向性での努力」です。
たとえば、元プロ野球選手のダルビッシュ有さんがTwitterで話題にした名言があります。
「練習は嘘をつかないって言葉があるけど、頭を使って練習しないと普通に嘘つくよ。」
この言葉の通り、努力の“質”がとても大切です。
目標(ゴール)と現状(現在地)をしっかり把握し、どのような学習法が自分に合っているかを考えることが、成績アップの近道です。
数学の成績が上がる子の5つの共通点
1. 素直にアドバイスを受け入れ、実行できる
塾や学校の先生からのアドバイスを素直に受け入れ、一定期間続けて実行する子は伸びが早いです。
特に小学校では優秀だったのに、中学校に入ってつまずいたケースでは、独自の勉強法にこだわっていることが多いです。
まずは一度、今のやり方を手放す勇気を持つことが大切です。
実際、勉強法を変えただけで30点以上アップした生徒もいます。
2. 毎日数分でも数学に触れている
数学は積み上げ式の教科です。苦手意識を持っていると、つい避けたくなりますが、1日5分でもいいから触れる習慣をつけることが重要です。
「この公式、なんだったかな?」といった小さな疑問をそのままにせず、即対応できる生徒ほど成績が上がりやすい傾向にあります。
3. 自分の「できない」を認められる
自分の弱点を直視することは簡単ではありませんが、「できないことを受け入れる」ことが成長の第一歩です。
できないことを認めたくないという気持ちが強いと、復習や見直しを避けるようになります。
数学が苦手だった生徒が変わっていく過程では、必ずこの「自己受容」が起きています。
4. 目標を持って学習に取り組んでいる
「次のテストで80点とりたい!」といった明確な目標を持っている生徒は、日々の勉強の質が変わります。
ただし、目標は実現可能な小さな目標からスタートするのがポイント。
たとえば、「次のテストで30点→50点を目指す」といった目標であれば、具体的に何をすればいいかが見えてきます。
5. 勉強に対してポジティブなマインドを持っている
「頑張ってもムダ」「どうせできない」と思い込んでいると、行動が伴いません。
成績が上がった生徒に共通していたのは、「自分はできるようになる!」という前向きな気持ちを持っていたことです。
もちろん、周囲のサポートも重要です。家庭での声かけや塾での支援があってこそ、子どものやる気は引き出されます。
数学の成績アップに必要なのは「正しい努力×継続」
テスト勉強は、ある意味で社会に出てからのPDCAサイクル(計画・実行・振り返り・改善)と同じです。
できない自分を責めるのではなく、何をすればできるようになるかを考え続けることが成功への近道です。
努力を強制することはありませんが、「頑張る意味がある」ということを、これからも子どもたちに伝えていきたいと考えています。
まとめ|数学の成績を上げたい中学生へ
数学の成績アップに必要なのは、正しい方向性の努力と、小さな積み重ねです。
成績が上がる子の特徴
- 素直にアドバイスを受け入れる
- 毎日少しずつでも継続
- 弱点を認めて改善する力
- 現実的な目標を持つ
- 前向きな学習姿勢
数学が苦手でも、正しい方法で努力すれば、必ず変わることができます。
京都市中京区のアイデア数理塾では、個々の性格や学力に合わせた丁寧な指導を行っています。
ぜひ一度、ご相談ください!
以上、油谷拓哉(ゆたに たくや)でした!
京の算数学 解答#1049
