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京の算数学問題#1015

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で「アイデア数理塾」を運営しています、油谷拓哉(ゆたに たくや)です!
受験が近づいてくると、今まであまり勉強してこなかった生徒も
「そろそろ本気でやらないと…」と、少しずつ意識が変わってきます。
ただ、そこで多くの受験生が陥るのが…
「とりあえず勉強を始める」という落とし穴
焦る気持ちはよくわかります。
でも、行き当たりばったりで始める勉強は、ほとんど効果が出ません。
私も受験生当時言われたことが
「独学は毒学(どくがく)」
というものがあります。
つまり、自分だけで考えたやり方が、逆に自分を遠回りさせてしまうことがあるのです。
今回はそんな「やってしまいがちなNG勉強法」をいくつかご紹介します。
これを避けるだけでも、受験勉強の効率はぐっと上がります!
NG①:計画なしにいきなり勉強を始める
一番多いパターンがこれです。
「とりあえず机に向かえばいい」
「目についた問題集から始めよう」
このような勉強は、目標にたどり着くルートが見えていない状態です。
まずは「ゴールから逆算した計画」を立てることが大切です。
◉ 例えば、入試本番が2月だとすると…
- 過去問演習の本格スタートは11月頃
- 10月末までに主要科目の基礎を一通り終わらせたい
- そのためには、夏休みが復習のラストチャンスになります
特に部活で忙しい中学生の場合、1日に勉強できる時間も限られます。
だからこそ、科目の優先順位とスケジュールをしっかり立てることが重要なんです。
NG②:教科書をまったく使わない
「入試問題ばかり解けばいい」と思っていませんか?
実は、入試問題の多くは教科書の内容がベースになっています。
教科書の章末問題や練習問題がしっかり解けることが、
入試レベルの問題を解くための“基礎”になります。
◉ 教科書の弱点は「解説が少ないこと」
だからこそ、
- 教科書ワークや準拠問題集を使う
- わからないところは塾や学校の先生に相談する
こういったサポートを活用しながら、教科書レベルを完璧にしていくのが近道です。
NG③:参考書・問題集を買いすぎる
やる気が出たとき、ついやってしまうのがこのパターン。
「おすすめ参考書10選」
「この問題集で合格!」
こういったネットの情報を見て、あれこれ買い集めてしまう人も多いですが…
◉ そもそも「参考書」と「問題集」は役割が違う
- 参考書 → 解説が中心(理解するための本)
- 問題集 → 実際に手を動かす演習用
まずは自分のレベルに合った問題集を1冊だけ選び、
それを最後までしっかりやり切ることが大切です。
途中で次々と新しいものに手を出すと、
「やっているつもり」になってしまい、結果が出ません。
NG④:最初から全部ひとりでやろうとする
「自分で計画して、自分で管理して、自分で勉強する」
理想的に聞こえますが、それを最初から完璧にできる人はほとんどいません。
◉ 最短ルートは「プロに相談すること」
塾や予備校、学校の先生など、
受験を知っている大人に一度相談してみることが、
受験勉強を効率よく進める第一歩になります。
そして、
- 現状の課題を分析
- アドバイスをもとに勉強法を試す
- 定期的にフィードバックをもらう
この「PDCAサイクル(計画→実行→振り返り→改善)」を回していくのが、
最も効率的な受験勉強の進め方です。
まとめ:やろうと思ったら、まず相談!
受験勉強は「頑張る」だけではなかなか結果が出ません。
大切なのは、正しい方向で努力すること。
そのために、まずは一人で抱え込まず、誰かに相談してみましょう。
もちろん、アイデア数理塾でも無料相談を随時受け付けています!
「今から何をやればいいのか分からない…」という方は、
ぜひお気軽にお問い合わせくださいね。
以上、京都市中京区のアイデア数理塾、油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
算数・数学好き、あつまれ〜!
京の算数学 解答#1015
