小1〜小3で中学で困らない!算数の土台TOP3 ICT・プリント時代の家庭復習 京の算数学#1317

京の算数学問題#1317

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算数学コラム

「まだ小1(小2)だし、算数はそのうち何とかなるよね」
……って思いたいんですが、算数は積み上げなので、低学年の“ちょっとした取りこぼし”が後から効いてくることが多いです。

しかも今の授業は、式だけじゃなく言葉・図・表で考えを表す活動も重視されます。
さらに学校によっては、ICT(タブレット)やプリント学習が増えて「書いて整理する量」が減り、つまずきが見えにくいこともあります(=気づいたら重症化している)。

この記事では、低学年の保護者が今から押さえるべき
「中学で困らない算数の土台TOP3」と、家庭でできる整え方をまとめます。


結論:低学年で作るべき土台TOP3

中学の数学でつまずく子の“原因”は、実はもっと手前のここに集まります。

  1. 数のイメージ(位・たし算ひき算の意味)
  2. 「同じ」を表す=(イコール)の感覚
  3. “1あたり”の感覚(かけ算・わり算につながる)

この3つが整うと、将来の「分数・割合・式・方程式」につながりやすくなります。


TOP1:数のイメージが弱い(位とたし算ひき算が“作業”になっている)

低学年の算数は、計算練習に見えるんですが本質は
「数ってこういうもの」を体感で学んでいく時期です。

学習内容としても、1年で加法・減法の意味や確実な計算を身につけていきます。

こんなサインがあれば要注意

  • 10をこえると指を使わないと不安
  • 繰り上がり・繰り下がりで急に止まる
  • 計算は合う日もあるけど、理由を聞くと黙る(暗記っぽい)

家庭での整え方(5分でOK)

「10のまとまり」遊びをやってみましょう。

  • おはじき10個を1セットにして、12は「10と2」
  • 18は「10と8」
  • 20は「10が2つ」

これができると、繰り上がりの意味が理解できやすくなってきます。

特に低学年ではまとまりという感覚が重要になってきます。

ICT・プリントが多い学校ほど、ここを“口”で確認

プリントやタブレットだと、答え合わせは早いけど「途中でどう考えた?」が抜けがち。
“正解より説明1回”**をルールにすると土台が固まります(例:「12は10と2だから…」)。

TOP2:「=」が“答えの合図”になっている(中学で式が崩れる原因)

低学年でありがちなのが、
「=は答えを書く場所」だと思ってしまうこと。

でも本来は、左と右が同じという意味。
この認識のズレは、後々「式」「文字」「方程式」でつまづきとなって現れます。

こんなサインがあれば要注意

  • 8+□=13 が苦手
  • 10=6+4 みたいな式を「変」と感じる
  • 途中式が書けない(頭の中だけで処理しがち)

家庭での整え方:天びんルール

言い方はこれでOK。

「=は“同じだよ”のマーク」

小1〜小2でもできる練習

  • 7+3=10
  • 10=7+3
  • 9=□+4(□は?)

プリントの余白に、「同じ」って小さく書くだけでも効果あります。

TOP3:“1あたり”の感覚がない(かけ算・わり算・割合の導入で苦労する可能性)

中学で苦手が表に出る典型が「割合」ですが、低学年で割合はやりません。
その代わり、低学年で育てられるのが “1あたり”=基準をそろえる感覚です。

これは、2年生で学ぶかけ算(同じ数のまとまり)を理解していく上でも大事な視点です。

こんなサインがあれば要注意

  • 「3こずつ」みたいな言葉の意味がふわっとしてる
  • 文章題で、足すのかかけるのか迷う
  • “同じかたまり”を作るのが苦手(図にできない)

家庭での整え方:買い物・おやつでOK

  • りんごが1個120円なら、2個は?3個は?
  • お菓子が2枚ずつ袋に入ってたら、5袋で何枚?
  • 「1こ(1袋)あたり」を口で言う

ここで 「1あたり × 何こ」 が自然に言えると、将来の割合(=基準に対してどれくらい)につながります。

低学年のうちに“つまずき”を見つけるミニチェック(10分)

どれか引っかかったら、そこが復習ポイントです。

  1. 12は10といくつ?
  2. 8+□=13(□は?)
  3. 3こずつが4つ分=?(図か言葉で説明)

「できない」より、説明できるかを見てください。

ICT・プリント学習が増えた今、家でやると差がつくこと

授業が便利になった分、家庭ではこれだけ意識すると強いです。

  • スクショ(保存)OK
  • でも “1行だけ手書き”(今日のポイント)を追加
    例:「12は10と2に分ける」
  • プリントは「丸付けで終わり」にせず、間違いだけ口で説明

“書く量”ではなく、思考を言葉にする回数がポイントです。


アイデア数理塾にお任せください!

低学年は、いわゆる「先取り」よりも
土台づくり(数の感覚・式の意味・1あたり)が重要です。

もし、

  • 家で教えるとケンカになる
  • 学校のプリントはできてるのに、理解が不安
  • 文章題だけ極端に苦手

なら、ぜひ当学習塾にご相談ください。


まとめ:低学年の“3つの土台”は、あとで必ず効く

低学年で整えておくとラクになるのは、この3つ。

  • 数のイメージ(10のまとまり・位)
  • 「=」は“同じ”の記号
  • “1あたり”の感覚(同じ分を作る)

算数は積み上げ。低学年での土台が、将来の学力に強く関係するという知見もあります。

京の算数学 解答#1317

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