数学コラムの目次
京の算数学問題#1293

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算数学コラム
最近、塾でよく感じることがあります。
「この子、忙しすぎないかな…?」
決して怠けているわけでもなく、
むしろとてもまじめで、がんばり屋。
でも話を聞くと、
- 平日は毎日なにかの習い事
- 休みの日も予定がびっしり
- 家でゆっくりする時間がほとんどない
そんな子が、本当に増えています。
①習い事が多い=悪い、ではありません
大前提として、、、
習い事が多いこと自体は、悪いことではありません。
- 好きなことがある
- 得意なことがある
- いろんな経験ができる
これは、とても素敵なことです。
問題になるのは、「多すぎて余白がなくなっているとき」。
②今の子どもは、予定でいっぱい
今の子どもたちは、
- 学校
- 宿題
- 習い事
- 移動
- 次の日の準備
で、1日がほぼ埋まっています。
大人で考えると、
仕事 → 習い事 → 移動 → 別の予定→ 帰宅 → 明日も同じ
これ、なかなかハードですよね。
③忙しすぎると、起きやすい変化
習い事が多すぎる子に、よく見られるサインがあります。
よくある変化
- 集中が続きにくい
- ぼーっとする時間がない
- ミスが増える
- 余裕がなくなる
- 「考える前に疲れている」
能力の問題ではなく、エネルギー配分の問題であることがほとんどです。
④「何もしない時間」が減っている
昔は自然とあった、
- ぼーっとする
- ダラダラする
- 何も決まっていない時間
これが、今の子どもには本当に少ない。
でもこの時間こそ、
頭を整理したり、自分のペースを取り戻したりする大事な時間
です。
算数でも、勉強でも、「考える力」は余白の中で育ちます。
⑤習い事が多い子ほど、実は疲れを言わない
意外ですが、忙しすぎる子ほどこう言います。
「別に大丈夫」
「慣れてる」
でもこれは、
- がんばり屋
- 空気を読む
- 期待に応えたい
子ほど出やすい言葉です。
疲れに気づく前に、疲れがたまっていることもあります。
⑥減らす=後退、ではありません
習い事を見直すとき、親として不安になりますよね。
- せっかく続けてきたのに
- 辞めたらもったいない
- 将来に響かない?
でも実際には、
一度減らしたことで、逆に元気を取り戻す子
はとても多いです。
見直しのヒント
- 本当に楽しそうか
- 行く前に疲れた顔をしていないか
- 「やめたい」と言えない空気になっていないか
全部続ける必要はありません。
⑦大人ができる1つの問いかけ
習い事が多すぎるか迷ったとき、こんな問いを立ててみてください。
「この子、今“考える余裕”あるかな?」
成績よりも、上達よりも、まずはそこが大切です。
余裕が戻ると、不思議と他のこともうまく回り始めます。
最後に
今の子どもたちは、本当によくがんばっています。
でも、
がんばることと、詰め込むことは違う
習い事は、増やすことより整えることが大切な時期もあります。
少し立ち止まって、「余白、足りてるかな?」と考えてみる。
それだけで、子どもの毎日は少し楽になるかもしれません。
アイデア数理塾より
アイデア数理塾では、こども達に対して、無理に「全部やろう」とは言いません。
まず、
- 今の生活リズム
- 疲れの溜まり方
- 集中できる時間
など大切なところから整えることの大切さを教えていきます。
減らすことは、後退ではなく整える選択。
そう考えています。
もちろん受験期には無理をする必要もありますが、大切なのは頑張る時期に頑張れるか?ということだと考えています。
京の算数学 解答#1293




