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京の算数学問題#1075

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算数学コラム
こんにちは!京都市中京区で「アイデア数理塾」を運営している油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
「なかなか勉強に集中できない…」
「最初の5分でやる気がなくなる…」
そんな悩みは、勉強前のルーティンを取り入れることで驚くほど改善します。
特に小学生は集中力が持続しにくいため、学習に入る準備の時間=ウォーミングアップがとても大切です。
今回は、勉強前におすすめしたい「集中力を高める5つのステップ」をご紹介します。
1. 勉強する“環境”を整える
集中できる環境づくりは、学習効率に直結します。
- 机の上はスッキリ整理
- 必要な教材・文房具だけを出す
- テレビやスマホなど誘惑を遠ざける
- 椅子と机の高さを体に合ったものに調整する
「ここに座ったら勉強する」という場所を決めておくのも効果的です。
環境が整うと、自然と気持ちも切り替わります。
2. 今日の“学習目標”を確認する
勉強を始める前に、「今日は何をどれだけ進めるか?」を明確にしましょう。
- 算数のプリントを○枚やる
- 文章題を5問解く
- 昨日の復習を10分だけやる
このように具体的に決めることで、集中力が高まり、ゴールに向かって計画的に進められます。
さらに、自分のペースで時間管理する練習にもなります。
3. 軽いストレッチで体を目覚めさせる
長時間座って勉強するには、まず体の緊張をゆるめておくことが大切です。
- 肩や首を回す
- 両手をぐっと上に伸ばす
- 体を左右にゆっくりひねる
わずか1〜2分のストレッチでも血行が良くなり、脳への酸素供給がスムーズに。
集中力を高め、疲れにくい状態をつくることができます。
4. 深呼吸で心を落ち着かせる
勉強を始める前に、深呼吸で心と体をリセットしましょう。
- 鼻からゆっくり息を吸って
- 口からゆっくり吐き出す
このとき、森や海、青空などのリラックスできる風景をイメージすると、より効果的です。
呼吸を整えることで、気持ちが安定し、集中しやすい状態がつくれます。
5. 簡単な“ウォームアップ問題”を解く
いきなり難しい問題に取りかかるのではなく、まずは簡単な問題で頭をウォームアップさせましょう。
おすすめは
- 前回の復習プリント
- 計算ドリルの1ページ
- 得意な教科の簡単な問題
「今日は調子いいかも!」というポジティブな感覚が生まれやすく、スムーズに本番の勉強へ入ることができます。
まとめ:集中力を高めるルーティンは、学習のスタートスイッチ
もう一度、勉強前にやっておきたい「集中ルーティン5つのステップ」をおさらいしましょう。
- 環境を整える
- 学習目標を確認する
- ストレッチで体をほぐす
- 深呼吸で心を落ち着かせる
- ウォームアップ問題で頭を切り替える
この流れを毎日の習慣にすることで、自然と集中力が高まり、勉強に対する苦手意識も減っていきます。
親御さんには、お子さんがルーティンを身につけられるよう、声かけや環境づくりでサポートしてあげてください。最初は一緒にやってみるのもおすすめです。
以上、京都市中京区のアイデア数理塾 塾長・油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
「勉強って楽しいかも」そう思える子どもたちを増やしたい。
算数・数学が好きな子、苦手な子も、いつでもご相談ください!
京の算数学 解答#1075
