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京の算数学問題#1072

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算数学コラム
みなさんこんにちは!京都市中京区で学習塾を運営しております、油谷拓哉(ゆたに たくや)です。
今回は保護者の方からよくいただく質問、
「塾っていつから通わせたらいいの?」
というテーマについて、塾長の視点からお話ししていきたいと思います。
まずは「塾に通わせる目的」を明確に!
塾に通わせる理由は、ご家庭によって本当にさまざまです。
- 勉強が苦手だから
- 受験対策のため
- 友達が通っているから
- 学校の授業についていけないから
- 得意を伸ばしてあげたいから
など、一人ひとり異なる背景があります。
ここで大切なのは、「塾に通わせる目的を明確にしておくこと」です。
目的がはっきりしていると、塾選びがスムーズになりますし、指導側としてもお子さんに合ったサポートがしやすくなります。
特に意識してほしいのが、「どうして塾に行かせたいか?」よりも、
「子どもにどうなってほしいのか?」
という視点です。
塾で学ぶのは親ではなく、あくまでお子さん本人です。
目的が共有されていると、学びもより前向きになります。
「塾」とひとことで言っても、種類はいろいろ!
実は、塾にもさまざまなタイプがあります。
- 中学受験を目指す進学塾
- 学校の補習を行う塾
- 大学受験専門の予備校
- 英会話やプログラミングなどスキル系の教室
- 発達特性のあるお子さんに対応した専門塾
など、教育業界もどんどん細分化しています。
最近では、不登校の支援や個別最適な学びに対応した塾も増えていますね。
形式も集団指導、個別指導、少人数指導とさまざまですが、「その塾が何を大切にしているか」という理念や方針をしっかり見極めることが大切です。
ちなみに、私たち「アイデア数理塾」は、算数・数学が苦手な生徒のための学習塾です。
「算数が好きになってほしい」「苦手だけど頑張ってみたい」「楽しみながら勉強したい」そんな声にお応えするために日々指導を行っています。
ベストなタイミングは「つまずく前」!
よく言われるのは、
- 中学受験を目指すなら小4から
- 公立中学進学なら小5・小6から
- 中学生は入学タイミングが良い
といった“目安”です。
しかし私自身の考えとしては、「苦手になる前に始める」ことをおすすめします。
なぜなら、苦手意識が強くなると、やる気そのものが落ちてしまい、学習の再スタートに時間がかかってしまうからです。
勉強に限らず、「予防」の視点を学びにも取り入れてほしいと思います。
ただし、塾通いは「本人の同意」があってこそ
これは私が塾長として強くお伝えしたいことですが、「塾へ行く」と決めるのはあくまでお子さん自身です。
「とりあえず通わせてみよう」と保護者の判断だけで始めても、子ども本人の気持ちが追いついていなければ、逆に逆効果になることもあります。
無理に連れてこられた場合、「塾=イヤな場所」になってしまい、学びから遠ざかってしまうことも。
だからこそ、「やってみようかな」「行ってみたいな」とお子さんの口から言ってくれたタイミングがベストです。
まとめ:塾に通うタイミングで一番大切なこと
- まずは目的を明確にすること
- 塾の種類や方針を理解すること
- つまずく前にスタートすること
- そして何より本人の気持ちを大切にすること
塾通いは、単に成績を上げるだけでなく、子どもの未来を広げる手段のひとつです。
ぜひ、この記事がご家庭での塾選びの参考になれば嬉しいです。
以上、京都市中京区のアイデア数理塾 油谷拓哉(ゆたに たくや)がお届けしました!
算数好きあつまれ〜!
京の算数学 解答#1072
